
妻に愛情がない夫の行動には、ぞれぞれの心理別で共通点があります。
一時的に冷めている場合や、他に好きな女性がいる場合、離婚を考えている場合など、それぞれの心理別で、夫がしがちな共通した行動を見てみましょう。
男性の行動から本音を知ることで、あなたと夫の関係改善につなげることができます。
また、あなたも夫に愛情がなくなっているなら、相手の心理を見抜くことで、その後の決断がしやすくなるはずです。
もちろん、人によって行動は微妙に違いがあるので、参考程度に見てくださいね。
夫の気持ちを理解できたら、次に愛情がなくなった夫への対処法もご紹介しています。
関係を再構築したい場合も、離婚考えている場合も、あなたがこれからすべきことの参考にしてくださいね。
一時的に鬱陶しくなっている場合の「妻に愛情がない夫の行動やサイン」
仕事のルーティンは同じなのに帰宅時間が遅くなる
夫が妻に対して鬱陶しいと感じ始めると、最初に変化が出てくるのが帰宅時間です。
特に、自宅に1人で過ごすスペースのない男性は、帰宅時間が目に見えて遅くなっていきます。
自分も疲れているのに、毎日妻の愚痴を聞かされたり、自分への小言を聞かされたりすれば、できるだけ遅く帰って一緒に過ごす時間を短くしたいと思いますよね。
妻も、一生懸命日々の生活を送っていて、夫にしか頼れない、甘えられないという気持ちがあるので、本来であれば夫はそれを受け入れてあげるべきです。
しかし、あまりにも妻から疲れる言動をされると、できるだけ遅く帰ってすぐに眠りたいという気持ちになります。
一時的なマンネリでも、毎日一緒に居れば顔を見たくないと思う時期があってもおかしくありません。
それは、妻が悪いのではなく、夫のストレスや夫婦を取り巻く環境などが原因になっていることも多いものです。
帰宅時間が遅くなった理由を妻が聞いても「職場環境が変わった」「上司が変わった」「仕事量が増えた」など、仕事を理由に出すことが多いでしょう。
目を合わせて会話することがなくなる
少しでも嫌悪感を持っている相手と話すときは、多くの人が相手の目を見て話せなくなるものです。
あなたも、思春期のときに似たような経験をしたことがありませんか?
小言を言ってくる親を鬱陶しいと感じて、目を見て話さなかった時期があるのではないでしょうか。
大切な人だと分かっていても、自分の状況や心境によって、近くにいる人が鬱陶しく感じて目を見て話せなくなる、ということは多くの人が経験しているでしょう。
また、あなたが夫に不満を持っているときは、相手の顔を見るのも嫌になってしまうこともあるはずです。
男性は、女性に比べて自分の感情を隠すのが下手なので、表情を作ることができず鬱陶しいと思っている相手の顔を見なくなる特徴があります。
愛情や思いやりがないことを指摘すると無口になる
「最近、全然優しくないよね」
「もう愛情なくなっちゃったの?」
「最近、あからさまに冷たいのはどうして?」
このように、夫に態度について指摘しても無口になってしまうのは、一時的に妻に鬱陶しいと感じている男性のサインです。
他に好きな人や不倫相手がいたり、確実に離婚したいとおもっていたりする男性は、その場だけでも穏便にすませるために「そんなことないよ」「疲れてるから」などと言い訳をします。
しかし、一時的に鬱陶しいと思っているだけだと、妻への気持ちが残っているので、男性はどう取り繕っていいか分からなくなります。
そのため、無口になってしまう人が多いのです。
愛情がすっかり冷めていれば、相手に嘘をつくのは容易にできてしまいます。
しかし、まだ愛情が残っている場合、男性は上手く嘘をつけずに黙ってしまいます。
LINEや電話をしてもレスポンスが遅い、もしくはない
一時的に妻を鬱陶しいと感じている男性は、徐々にLINEや電話へのレスポンスが遅くなっていきます。
今までは、遅くても2~3時間以内にレスポンスがあったのに、帰宅するまでなんの返信もなくなったり、LINEをしても既読無視が続いたりするのは、徐々に気持ちが離れているサイン。
この段階では、ただ妻を鬱陶しいと思っているだけなので、関係を良くしたいならこのサインを見逃してはいけません。
レスポンスがなくなってきたら、まずはLINEや電話の内容を振り返ってみてください。
内容が、相手への要求や愚痴ばかりになっていなかったか。
感謝の気持ちや、労いの言葉をかけていたか。
連絡する時間帯は、相手のことを考えた時間帯だったか。
こうしたことを振り返って、もし自分に少し非があったと感じたら、それを改善しなくてはいけません。
逆に、自分の非がなかったり見つからなかったりしたら、早めに話し合う機会を設けて、一度じっくり話す時間を作ってみるといいでしょう。
休日は1人で行動するようになる
これまで、休日は2人で買い物などに出かけていたのに、妻が誘っても何かと理由を付けて一緒に出掛けなくなる。
今までは、子どもを含めて家族で一緒に行動していたのに、1人で行動したがるようになる。
こうした行動をする夫は、妻を鬱陶しいと感じている可能性が高いでしょう。
夫婦とはいえ、一時的に相手への不満が大きくなっていたら、自然と男性は一緒に行動するのを避けるようになります。
誰でも、一緒にいるとイライラする相手と、休日や帰宅後を一緒に過ごすのは苦痛ですよね。
子どもがいる場合は「自分が子供を外に連れていくから、ゆっくりしていればいい」と妻に言い、別行動することも増えるでしょう。
こうした行動も、突然始まるのではなく、その前に他のサインが出ていたり、徐々に別行動が増えたりするので、早めにサインを読み取って対処する必要があります。
話しかけるとあからさまに嫌な顔をする
妻に対して鬱陶しいという気持ちが強くなっている男性は、話しかけるとあからさまに嫌な顔をするようになります。
ここまでの段階になっていると、夫婦の溝はかなり深まっているので、早急に対処しなくては関係は悪化する一方です。
妻に嫌な顔をするということは、自分の嫌な気持ちを隠そうという気がなくなっているということ。
妻に愛情がないことを隠さないということは、夫婦関係が悪化しても、それほど夫の精神的ダメージにならないということです。
夫の環境や心境で、一時的にこのような状態になっている可能性もありますが、話しかけると嫌な顔をするほどの状態になっているのは危険です。
再構築を望んでいる場合は、早急に原因を把握して対処しなくてはいけません。
興味・関心がなくなっている場合の「妻に愛情がない夫の行動や心理」
話を上の空で聞くようになり内容をすぐ忘れる
妻に愛情がなくなると妻の話を聞かなくなるのは、ほとんどの男性がやってしまう行動です。
ただ、妻に興味がなくなっている場合は、全ての話を上の空で聞くようになるのが特徴的です。
相手に怒りや不満という感情を持っていると、妻の話は聞かなくなりますが、言葉尻を取って攻撃してくることがあります。
話を歪曲して受け取り、嫌味や皮肉で返事をすることもあるでしょう。
また、他の女性に気が向いている場合は、妻の動向を知っておきたい気持ちもあるので、話を聞かないときと熱心に聞こうとするときに分かれます。
単純に、妻に関心がなくなってしまっている男性は、ただただ妻の話を上の空で聞くようになり、その後すぐに忘れてしまうのが特徴。
約束をしても上の空で、当日になると忘れているということが続いたら、夫は妻への関心を失っている可能性が高いでしょう。
ケンカが面倒になり言いたいことがあっても反論しなくなる
ケンカは労力を使うので、人は無関心な相手とはケンカをしなくなるものです。
特に、夫婦や恋人間のケンカは、相手に愛情や関心があるからこそ始まってしまうものですよね。
相手に甘えの気持ちがあるから、ケンカになるようなことを言ってしまうということもあるでしょう。
また、怒りという感情も、相手に関心があるからこそ湧き出てくるもの。
愛情とは別物の可能性もありますが、怒りが出てくるというのは無関心ではないということです。
そのため、妻に興味や関心がなくなった男性は、ケンカをするのも面倒になり言いたいことがあっても、妻に言うことも妻の言葉に言い返すこともなくなっていきいます。
休日に一緒に過ごしていても一緒に行動することは減る
妻に関心がないだけの夫は、妻と一緒に居るだけなら、それほど苦に感じません。
ただ、一緒に行動するつもりがないので、一緒にどこかに出かけても別々に行動することが多いでしょう。
買い物に言っても、自分だけ車や外で待っていたり、子どもを連れて家族でどこかに出かけても、自分だけ離れてスマホを触っていたりと、一緒に過ごしているのに別行動ということが増えていきます。
そんな夫に対して、妻が小言を言っても、無関心になってる夫は言い返すこともなくその場を切り抜けようとするでしょう。
無関心というのは、相手と衝突することも面倒になってしまうので、出かける時点で「行かない」と言って争うことはせず、出先で別々に行動することが多くなります。
妻の体調を気遣わなくなり体調が悪くても看病はしない
夫の愛情がなくなっているかどうかは、妻の体調が悪くなった時によく分かります。
妻に無関心になっている夫は、相手の体調を気遣うことができなくなっているので、具合が悪い妻を放置するようになります。
中でも、無関心になっている夫は、妻の体調を気遣わない代わりに、自分のことは自分でして自由を満喫しているように見えることも多いでしょう。
とにかく、相手に興味がないので「病院に行ったら?」「何か食べたいものある?」などと妻に言うこともありません。
ただし、病院に行くと妻から言われると、車やタクシーで送ることはあります。
これは、思いやりや優しさではなく、病院に送らなければ後々面倒なことになると思うからです。
とにかく、妻の体調が悪ければ、当たらず触らず過ごすようになります。
記念日や夫婦の約束を大切にしなくなる
妻に無関心になっているということは、夫婦や妻の大切な日にも無関心になっているということです。
そのため、覚えていてもいなくても、自分から進んでお祝いをすることはほとんどありません。
中には「お祝いをしないと(忘れると)妻が面倒臭い」という理由で、渋々記念日を祝う夫もいます。
しかし、男性は自分の気持ちを押し殺して取り繕うのが苦手なので、興味のないことに対しては、どうしても積極的になれません。
妻に言われてお祝いをしたとしても、終わったらすぐに自分のしたいことをし始めるので、妻が望むような素敵な時間は過ごせないでしょう。
同じ部屋で過ごすことがなくなっていく
男性は、興味のない人と過ごす時間を苦痛に感じる人が多いので、無関心な妻と家で過ごしているときは、1人になれる部屋にこもるようになります。
家の都合で、1人になれる部屋がない場合は、外に出て行くことが多くなるでしょう。
妻に愛情がなくなったことで、家にいるのが退屈に感じるようになり、ギャンブルや1人でできる趣味を始める男性も多いものです。
中には、このタイミングで不倫を始める男性もいます。
妻に興味がないだけの夫なら、妻が話しかけてくることがなければ、一緒にいること自体を嫌がる人は少ないものです。
しかし、妻が夫に頻繁に話しかける場合や、夫がいると小言を言ってしまう場合は、違う部屋で過ごすようになるか、用事を作って外に出て行くようになります。
一緒にいてもテレビやスマホばかり見ている
一緒の部屋で過ごしている時、夫がテレビやスマホばかり見ている場合は、無関心になっていて愛情がなくなっているサインだと思っていいでしょう。
男性は、無関心な相手に対して、気を使って話しかけることもなくなりますし、相手と上手く行かせるために気を使って行動することもなくなります。
女性は、どんなに無関心な相手でも、家族となると無意識に相手に合わせてしまう人が多いもの。
しかし、男性は自分の気持ちに正直に行動する人が多いので、あからさまに行動に出てしまいます。
その代表的なものが、テレビやスマホばかり見て、妻のことを「いない者」として扱ってしまうことです。
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他の女性に心を奪われている場合の「妻に愛情がない夫の行動や態度」
帰宅時間がバラバラになり理由を聞いても「仕事」と答える
他の女性に心を奪われていている夫は、初期の段階で帰宅時間に変化が出てきます。
好きな女性ができたり、不倫関係がスタートしたりすると、相手と電話やLINEをするために仕事終わりに、どこかで時間を過ごすようになります。
女性との関係が深まっている場合は、デートして帰宅することも増えていくでしょう。
また、好きな人がいるだけでも妻に悪いことをしているような気持ちになり、帰宅時間を遅らせて、できるだけ妻と一緒にいる時間を減らそうとする夫もいます。
飲み屋の女性などを好きになっていれば、飲んで帰ることも増えていくので、帰宅時間はこれまでより遅くなるはずです。
帰宅時間の変化を夫に問いただしても、当たり前ですが正直に答えることはありません。
ほとんどの夫は「仕事」という理由を、帰宅時間が遅くなっている言い訳にするでしょう。
優しくなったり冷たくなったりと態度にムラが出る
妻以外の女性を好きになっている夫は、妻への接し方にムラが出てくることがあります。
他の女性に気持ちがいっているときは、妻に対して冷たく接するようになりますし、罪悪感が出てきたり、女性を好きになっていることに恐れを感じたりするようなことがあると、妻に優しくなることもあります。
家にいるとき、上の空になっていることもあれば、ソワソワして落ち着かないこともあるでしょう。
既婚男性が妻以外の女性を好きになると、悩みや不安も出てくるので、夫は日によって態度が変わるようになります。
お金の使い方が変わって使途を聞いても曖昧にされる
他に好きな女性ができると、お金の使い方も早い段階で変わってきます。
女性にプレゼントをしたり、食事を奢ったりすることが増えるので、夫のお金遣いは明らかに荒くなっていきます。
不倫が始まると、それは益々加速していきます。
好きな女性の前ではカッコつけたいので、なんでも奢るようになるので当然です。
家計が別だと、それに気付くことは難しいですが、家計が同じになっている場合は、明らかに夫のお金の使い方の変化に気付けるでしょう。
中には、妻にバレないように、消費者金融などにお金を借りてまで、デート代を捻出する人もいるので、その点は注意が必要になります。
外出や残業などについて詳しく教えてくれなくなる
休日にふらっと外出したり、平日にやたらと残業が多くなったりしても、夫は何をしていたのか詳細に話してくれないでしょう。
女性に比べて、男性は嘘をつくのが苦手な人が多いので、やたら変な言い訳をして、今後矛盾が出てきたらいけないと思い、何も言わなくなってしまいます。
何度も夫に何をしていたら聞いていると、逆ギレしてしまう夫もいるでしょう。
妻以外の女性に心を奪われている男性にとって、自分の行動を制限しようとする妻は、悪のような存在になってしまいます。
妻からすると、とても残酷な話しですが、この時に夫に何を言っても良いように伝わることはありません。
服や下着を新調したり髪型を変えたりする
女性を意識し始めた既婚男性は、今までほとんど気にしていなかった服や下着、髪型などに変化が出てきます。
結婚すると、妻も夫もそれほど自分に時間やお金をかけなくなります。
人と接する仕事をしている人や、元々見た目を気にする人は別ですが、大抵の人は、独身の頃のように身なりを重要視しなくなります。
しかし、他に好きな女性ができると、ファッションに興味を持ち始めたり、もしものときのために下着を買い替えたりするようになります。
髪型に対する意識も高まり、今までは安い美容室で良かった男性も、流行りの髪型をしたくておしゃれな美容室に行くようになることもあります。
ダイエットを始める男性も多く、突然筋トレやランニングを始めるのも、妻以外の女性に関心が出ている夫がやりがちな行動です。
他にも、突然香水をつけるようになったり、音楽やテレビの趣味が変わったりするのも、恋愛が始まった既婚男性がやってしまうことです。
誰かと比較しているような言葉が出てくることがある
女性に心を奪われているいる夫は、無意識に妻と他の女性を比較するような言葉を使うことがあります。
「普通、女性なら〇〇するんじゃない?」
「他の女なら〇〇って言うだろう」
「〇〇する女は、お前くらいじゃない」
このように、他の女性と比較しているような言葉が出てくるようになったら、比較している「誰か」がいる可能性があります。
もちろん、妻への不満を伝えた気持ちから「他の女性」を出す男性は多いものです。
しかし、夫の言葉を聞いていると、特定の誰かがいるような言い方をすることが増えるので、妻の中には「怪しい」と思う人も出てくるでしょう。
夫婦の記念日や約束をすっかり忘れてしまう
他の女性に心を奪われていると、夫婦の記念日や妻の誕生日、夫婦の大切な約束などをすっかり忘れてしまいます。
覚えているのに無視するのではなく、すっかり頭から抜けてしまうような感じです。
既婚者が恋愛をすると、まるで麻薬をしているような状態になると言われています。
そのため、恋愛がスタートすると妻との記念日などに頭が行かなくなってしまうのです。
ただ、慎重な性格の男性や、妻以外の女性に本気になっていて離婚を考えている男性は、自分が有利な立場でいられるよう、自分から進んで記念日を祝うこともあります。
稀にセックスレスが解消することもある
夫や妻のどちらかが、恋愛や不倫を始めたことでセックスレスが解消した、という話はよくあります。
これには、いくつもの要因が考えられますが、一番大きな要因は恋愛がスタートしたことで自分の性を意識し始めるからでしょう。
結婚すると、性欲も落ち着いてきますし、男性は男性性が徐々に低下していくものです。
これは悪いことではなく、円満な結婚生活を続けるには必要なことなのですが、それが行き過ぎると、夫婦間でのセックスレスに繋がりやすくなります。
しかし、夫が恋愛を始めると「男性性が高まる=男としての魅力が高まる」ので、セックスレスが解消することがあるのです。
妻としては聞きたくない話ですが、好きな女性ができたことで性欲が高まり、それを妻で解消する夫もいます。
離婚したいと思ってる場合の「妻に愛情がない夫の行動や発言」
妻を挑発するような言動が増えていく
妻に愛情がなくなり、離婚を視野に入れている男性は、無意識に相手を怒らせて険悪な関係になろうとするものです。
これは、離婚に向けて計画的にやっているのではなく、離婚したいという気持ちが無意識に行動に出てしまうと思っていいでしょう。
男性に限らず、自分が望んでいることや、自分がなりたいと思っている未来があると、無意識にそうなるために行動するようになります。
パートナーと離婚したいという気持ちが強くなると、探しているわけでもないのに相手の嫌なところが見えてきて、自分の中で離婚を肯定するような状況を作り出そうとします。
それが、妻側からすると挑発されているように感じることもあるでしょう。
夫は、相手を無意識に挑発して、妻がそれに乗ってくると「やっぱり離婚するべきだ」という気持ちを固めていき、離婚に向けて動き出します。
実家に帰ったり友達に会ったりする頻度が増える
離婚することは、夫にとっても重大な決断をすることになります。
一度離婚を経験している人でなければ、人生で初めての経験になるので慎重になるのは当然です。
特に、男性は「誤った決断をしたくない」という気持ちが、女性以上に強いので、妻に愛情がなくなったとしても、離婚するかどうかは真剣に考えます。
中には、考えすぎて体調に異変が出てしまう人もいるほどです。
そんな男性が、本気で妻と離婚したいと思い始めると、実家に帰る頻度が増えます。
男性が実家に帰るのは、子どもを引き取りたいと思っている場合や、仕事が忙しくて実家に自分の生活の協力をして欲しいと思っている時などです。
両親に、離婚について相談することはなくても、両親の生活などを見て今後のことを考えようとする男性は多いでしょう。
また、離婚経験者や独身者の生活状況を知るために、友達に会う頻度が増える男性もいます。
実際に、離婚している友達に相談する男性もいるでしょう。
男性は、基本的に悩みを相談することは少ないのですが、離婚となるとかなりの悩みを抱えることになるので、友達の意見を聞きたいと思う男性は少なくないはずです。
将来のことについて聞いても曖昧な返事をするようになる
離婚を考えている夫は、将来の予定について曖昧なことを言うようになります。
「春になったら〇〇に旅行しようか?」と提案しても「あぁ…行けたらね」などと曖昧な返事をして、積極的に予定を立てようとしません。
自分が離婚を考えていたら、そもそも予定を立てる気になれませんし、予定を立てていると嘘をついているような気持ちになる夫もいるでしょう。
それ以前に、離婚を考えているほどですから、妻と会話をするのも苦痛に感じている人も多いでしょう。
夫に愛されていないと感じて、夫婦関係を再構築しようと旅行などを提案しても、予定を立ててくれない場合は、夫は離婚を検討している可能性があるので、早めに対処しなくてはいけません。
妻に愛情がない夫の行動を発見した女性がすべきこと
外見を磨いて女性としての魅力を高める
夫の関心を取り戻すには、まずは外見を磨くことが大切です。
男性は、女性に対して視覚的な華やかさやキレイさを求めます。
結婚すると、女性は家事や育児、仕事などが忙しく外見を気遣えなくなっている人も多いでしょう。
外出するときは外見に気を遣っていても、家ではだらしない格好をしていることも普通です。
もし、現時点で外見に気を遣えていなかったと思うなら、自分を磨くことから始めましょう。
ただし、夫の愛情を取り戻すことだけを考えてえ自分磨きをすると、夫が反応してくれないときに、怒りや虚しさが込み上げてきて、夫婦関係にマイナスの影響を与えることがあります。
そうならないために、あくまでも「自分磨きは自分のためにやる」ということは忘れないでください。
結婚して、自分に時間やお金を使わなくなっているなら、少しずつでいいので自分のための時間を確保したり、自分に投資するお金を作ったりしてみましょう。
徐々に自分が変わっていくと、夫は関係なく毎日にハリが出てきます。
そんなあなたを見ていると、夫の気持ちにも徐々に変化が出てくるはずです。
あいさつや感謝の気持ちを伝えるなどのコミュニケーションを取る
妻に愛情がなくなっている夫と暮らしていると、あいさつなどの最低限のコミュニケーションを取っていない夫婦も多いでしょう。
もし、現在あいさつなどがおざなりになっているなら、最低限のコミュニケーションから再スタートしましょう。
たかがあいさつですが、人間関係の基本なので、夫婦や家族でも軽視してはいけないポイントです。
また、夫に感謝の気持ちを伝えていない場合も、積極的に伝えるようにしましょう。
夫婦でも、思っていることは言葉にしなくては伝わらないもの。
プラスのことなら、相手にどんどん伝えた方がいいでしょう。
ただし、夫が一時的に妻を鬱陶しいと感じている場合や、離婚したいと感じている場合は、闇雲にコミュニケーションを取ろうとすると、逆効果になることがあります。
夫の性格は、妻であるあなたがよく知っているはずなので、相手の性格を考慮して様子を見ながら、徐々にコミュニケーションを増やしていってください。
尊敬できるところや魅力的なところは素直に褒める
相手を素直に褒めるというのも、夫婦関係を良好にする行動のひとつです。
例えば、あなたの方が夫に愛情がなくなっていたとして、離婚まで視野に入れ始めていたとき、夫があなたを事あるごとに褒めてくれるようになったらどうでしょうか?
気持ちが揺らぐのではないでしょうか。
その状況が続けば、もう一度夫婦関係を再構築してみようという気持ちになるはずです。
男性も同じで、あなたが相手を褒めるようになれば、気持ちは徐々に変わっていくものです。
すぐに夫の態度が変わることは期待せず、あなたが素直に「すごいな」「かっこいいな」と思ったら、それを言葉で相手に伝えてみてください。
自分を褒めてくれる相手に対して、人は無下にできなくなるものです。
さらに、男性は自分を褒めて自信をつけてくれる人を、大切にする傾向が強いので、夫婦関係を再構築したいなら、夫を褒めてあげてください。
ただし、こちらもタイミングや頻度次第では、相手を不快にしてしまう可能性があります。
険悪になっている場合は、相手を褒めても皮肉や嫌味のように伝わってしまうこともあるので、闇雲に褒めるのではなく、夫の様子を見ながら褒めるようにしてくださいね。
言葉と体のスキンシップを極力増やす
夫婦関係をよくするには、スキンシップはとても重要です。
ただ、愛情がなくなっているとあなたが感じるほど、夫が素っ気なくなっている場合は、スキンシップを取ること自体、難しい状況になっているかもしれません。
しかし、それで諦めてしまうと夫婦関係は冷めていく一方です。
少しずつでいいので、まずはあいさつや「ありがとう」「ご苦労さま」などの声かけからスタートして、徐々にスキンシップの密度をあげていきましょう。
スキンシップを増やしていくときには、相手に何も望まないようにしてください。
夫にも、自分と同じようにスキンシップを取って欲しいと期待すると、そうならないときに怒りや悲しさが出てきてしまいます。
言葉のスキンシップが増えてきたら、徐々に体のスキンシップも増やしていきましょう。
まずは、座る位置を近づけるというところからでもOKです。
これまでの、長い期間で構築された夫婦関係なので、数週間や数ヶ月で劇的に夫婦関係が良好になることはありません。
気長に、楽しみながらスキンシップを増やしてみてくださいね。
自分の人生や目標などを見直すきっかけにする
夫婦関係が上手くいっていない時は、ほとんどのケースで自分の人生も上手くいっていないものです。
自分の人生が充実していれば、パートナーとの関係も上手くいきますし、例え上手くいっていなかったとしても、それほど気にならないものです。
しかし、夫に愛情不足を感じて苦しんでいるということは、自分の人生にも何かしらの不満を抱えている可能性が高いでしょう。
そこで、夫婦関係を再構築するのをきっかけに、自分の今後の生き方や目標の再確認をおすすめします。
女性は、結婚すると自分の人生より夫や家族の人生を優先しがちです。
家族に合わせて、自分のしたいことを我慢している人も多いですし、目標があっても忙しさで忘れてしまうこともよくあります。
ただ、夫婦関係や家族関係を充実させるには、それぞれの人生が充実していなくてはいけません。
夫婦関係を見直すのをきっかけに、あなたの人生についても見直してみると、不仲の原因が違う角度から見えてくることもありますよ。
自分がパートナーにして欲しいことを先にしてあげる
あなたは、夫にこんなことを思ったことはありませんか?
「もっと笑顔でいてくれたらいいのに」
「どうして、もっと優しくできないんだろう」
「前は、〇〇してくれたのに、今は全然してくれない」
もし、このような不満を抱えていたら、夫も同じようなことをあなたに望んでいる可能性が高いはず。
そこで、相手にして欲しいと思うことが出てきたら、まずはあなたがそれを夫にしてあげましょう。
してあげているつもりでも、相手には伝わっていないのかもしれません。
あなたばかりが努力するのは、最初ツラいかもしれませんが、夫婦関係を再構築したいなら、どちらかが先に変わらなくてはいけません。
気長に楽しみながら、夫が何を望んでいるのか考えて、それを先にあなたがしてあげるようにすると、夫の態度は徐々に変化していきますよ。
すぐに状況が変わると思わず気長に関係修復に取り組む
夫婦関係を再構築する対処法は、すぐに結果を求めると、あなたの心がすり減ってしまい夫婦関係に悪影響を与えることがあります。
夫から愛情を感じなくなると、焦って結果を出したくなるものです。
しかし、長い年月で形成された関係は、すぐに改善されるものではありません。
それを理解して、どんな対処法を試すにしても、すぐに結果を求めずに気長に楽しみながらやってみてくださいね。
離婚を考えている場合は必要な証拠を集める
妻に愛情がない夫のサインに気付いて、あなたも離婚を考えている場合は、そのための証拠集めが必要な人もいるでしょう。
離婚を切り出す場合は、お互いが合意すればいいのですが、そうでなければ離婚理由が必要になります。
その際に「愛情を感じない」「夫が冷たい」という程度の理由では離婚できません。
男性は、妻に愛情がなくても、世間体や今後のことを考えて、離婚は断固として拒否する人もいます。
そのため、お互い愛情がないのに夫婦を続けている人たちは少なくありません。
どうしても離婚したい場合は、夫婦関係が破綻しているという証拠は必要なので、確実に話を進めたい場合は、専門家に相談して必要な証拠を集めておくと安心です。
どうしても、専門家に相談できない場合は、夫婦関係が悪化していることを日記に書いたり画像を残しておいたりするといいでしょう。
妻に愛情がない夫の行動があったら早めに対処しましょう
妻に愛情がない夫の行動に、あなたの夫が該当していたら、早めに対処しなくては夫婦関係がどんどん冷めていきます。
夫婦は、毎日顔を合わせる関係なので、一旦相手のことが嫌になったら、修復にはかなりの根気が必要になります。
離れる機会があれば、相手の大切さを実感したり、夫婦関係を客観的に見たりすることもできるのですが、そのチャンスがなければ、放置すればするほど夫との溝は深まっていくでしょう。
そうならないためにも、あなたが今後どんな夫婦関係を構築したいのか考えて、早めに対処してくださいね。