涙を流す女性

夫婦にとって、性の不一致はとても深刻な問題です。

「結婚しているのに、セックスのことで悩むなんておかしい」という人もいますが、当事者にならないと、性の価値観が違う人との生活のツラさは分かりません。

パートナーとの性の不一致で悩んでいるなら、まずは女性と男性、それぞれの目線での悩みをチェックしてみてください。

また、性の不一致で離婚を考えているなら、離婚して後悔している人の理由も見ておきましょう。

離婚を回避したいなら、克服した人の考え方やポイントを参考にして、今後の夫婦関係に活かしてください。

性の不一致は、放置していると深刻な問題に発展していきます。

積極的に改善する方法を試して、仲良し夫婦を目指しましょう。

性の不一致を悩む夫婦のお互いの主張【既婚女性】

旦那の自分勝手なセックスが苦痛でしかない

うなだれた女性

男性の中には、女性のことを考えず自分本位なセックスをする人が少なくありません。

ムードや相手の気持ち良さなどは一切考えず、すぐに挿入して勝手に終わってしまうというセックスをされると、女性は痛みや苦痛しか感じないものです。

こんなセックスなのに、拒否すると旦那が不機嫌になる、ケンカになって疲れるなどの理由で、仕方なく受け入れている妻もいますが、何年も苦痛な性生活が続けば離婚が頭をよぎり始めるでしょう。

経験したことのない人は「少し我慢すればいいじゃない」とおもうかもしれません。

しかし、実際に苦痛なセックスを強要されるのは、かなり大きなストレスになります。

この問題は、セックスだけにとどまりません。

セックスに誘われないように、旦那が寝るまで用事を作って寝室に行かないようにしたり、無理をして子供と寝たりリビングで寝るようになったりと、生活自体に疲れてしまう女性もいます。

体の相性が悪くて一度も満足したことがない

セクシーな女性

お互いが思いやりを持ってセックスをしていても、体の相性が悪くて満足できず、それがストレスになっている人も少なくありません。

体の相性といってもピンとこないかもしれませんが、具体的には次のようなものがあります。

  • セックスをしたくなるタイミングがまったく合わない
  • 満足できる時間が違いすぎる(早すぎる、長すぎるなど)
  • 挿入時に違和感がある、もしくは挿入感がない
  • 理由は分からないけど気持ち良さを感じない
  • 相手の性癖が受け入れられない、理解してくれない
  • 相手の体臭や口臭が苦手</li
  • 相手の反応に満足できない

他にも、言葉にはできないけど「なんかイヤ」という人もいるでしょう。

中には、精神的なことが原因でセックスの相性が悪くなっている夫婦もいるので、体だけが関係しているわけではありません。

体の相性は、お互いの努力で改善できることもありますし、どんなに工夫しても改善できないこともあります。

夫婦がどちらも淡泊で、性欲があまりなければ問題ありませんが、片方に性欲があり満足できないことに悩んでいたら、いずれ離婚の原因になっていくことは十分あり得ます。

旦那を生理的に受け付けなくなってしまって性生活が苦痛

ベッドに横たわる女性

旦那の体型が変わりすぎたり、体臭がキツくなったりすると、セックスが苦痛になるほど生理的に受け付けられなくなってしまうことがあります。

女性の場合は、見た目だけでなく旦那の性格に嫌気がさして、生理的に受け入れられなくなってしまうことが少なくありません。

旦那が家事や育児を一切手伝ってくれない、毎日だらしない生活を送っている、モラハラをされているなど、旦那を尊敬できないような日々を送っていると、そのうち触られるのもイヤになってしまうことも多いものです。

中には、家族として仲が良くなりすぎて、男性として見られなくなり、キスやセックスをするのが生理的に難しいと感じるようになる女性もいます。

生理的に受け入れられなくなると、日常の会話やお出かけなどは普通にできても、セックスとなると苦痛で仕方ないという状態になっていきます。

女性がセックスをする際、感情を大切にする傾向が強いので、無理して旦那の誘いを受け入れても、結局は痛みや苦痛だけしか感じず、さらに嫌悪感が増して生理的に受け入れられなくなるというスパイラルに入ってしまうことも多いでしょう。

セックスに誘ったとき拒否されたので自分から誘うのが怖い

ベッドにうつぶせになる女性

セックスを拒否されると、まるで自分のすべてを拒否されたような気持ちになり、悲しさや空しさを感じます。

旦那が本当に疲れていたとしても、冷たく「疲れてるんだよ」などと言われると、その後誘う勇気が出なくなりますよね。

日頃から会話が多く話し合いができる夫婦なら、すぐに気持ちのすれ違いを解消できますが、日頃会話の少ない夫婦やお互い忙しい夫婦は、心の溝を埋められず関係はどんどん悪くなってしまいます。

関係が悪化すると、その後何年もセックスレスになってしまう夫婦もいるので、問題を放置していれば、そのまま離婚になってしまう可能性もあります。

疲れやストレスから、つい相手の誘いを断ってしまったばかりに、その後離婚になってしまう危険もあるので、夫婦の性生活はとてもデリケートだということが分かります。

旦那を受け入れたい気持ちがあっても仕事や育児でクタクタ

悲しむ女性

旦那からセックスを求められても、仕事や家事、育児で体がクタクタになっていると、気持ちよく応じることができません。

特に、子供が小さく夜泣きをすることが多い場合、女性は寝不足になっているので、セックスするより1分でも早く寝たいとおもう女性は多いでしょう。

一度や二度なら「ごめんね、本当に今日は疲れてるんだ」と優しく断ることができますが、疲弊しているのに何度もセックスを求められると、女性にとって大きなストレスになります。

さらに、旦那は家事も育児も手伝わず、帰宅したらゴロゴロしたりゲームをしたりしているのに、夜になるとセックスを求めてくるといった場合は、申し訳なさより怒りの方が強くなります。

疲れていると訴えても旦那はサポートしてくれず、セックスを断れば不機嫌になるという日々が続くと、女性は性の不一致で悩むようになります。

旦那から不倫されてセックスするのに嫌悪感がある

孤独な女性

女性は、旦那が自分を裏切って他の女性とセックスをしていたことが分かると、相手に嫌悪感を持つようになることがあります。

不倫を許して再構築をすると決めても、旦那とセックスをしているとフラッシュバックが起きることに悩まされる妻も少なくありません。

旦那を許して夫婦関係を良くしたいとおもっているのに、セックスをしようとすると不倫のことを思い出して、悲しくなったりツラくなったりするのは、とても苦しいことです。

自分がセックスできないことで、また旦那が不倫をするのではないかと疑心暗鬼になるのも、女性を悩ませます。

女性は、感情とセックスが密接に関わっているので、感情が乱れているとセックスができず悩むことになります。

セックスレスが原因で離婚したい女性が離婚を成立させる秘訣

性の不一致を悩む夫婦のお互いの主張【既婚男性】

妻に拒否されるのでセックスに誘えない

孤独な男性

性の不一致に悩む男性の中で特に多いのが、妻にセックスを拒否されて性欲が満たされないという人です。

拒否されるようになるきっかけで一番多いのは、妻の出産前後です。

女性は、妊娠すると子供を守りたいという気持ちが強くなるので、セックスに抵抗を感じるようになる人が多いものです。

お腹が大きくなってくれば、お腹が張ったり痛みが出たりするので、旦那からセックスに誘われても断るようになっていきます。

出産間近になれば、寝ているだけでもツラくなりますし、人によっては大きなお腹を旦那に見せたくないという理由から拒否することもあります。

出産後は、育児が大変になるので、旦那に構っている余裕がなくなってしまう女性も多いので、旦那の誘いに応じられなくなることも増えます。

こうして、何度もセックスを断られていると、男性は誘えなくなってしまい、性欲が満たされないことに悩むようになります。

長期間セックスレスで今更そんな気分になれない

悩む男性

長期間セックスレスになっている夫婦は、期間が長ければ長いほど、性生活を復活させるきっかけがなくなっていきます。

きっかけがないだけでなく、妻を女性として見られなくなってしまい、セックスをする意欲もなくなってしまったことに悩む男性もたくさんいます。

よくあるパターンは、妻から出産前後にセックスを断られて、それが原因で長年セックスレスになった後で、数年後子供の手が離れたときに妻からセックスを求められても、そんな気分になれないというものです。

妻とは仲良くしたいとおもっているのに、今更求められてもセックスしたい気分になれなかったり、生殖機能がそもそも反応しなかったりして、夫婦関係がギクシャクしてしまうのは、旦那としてはツラいものです。

離婚をするつもりなら、そのまま関係が悪化しても、それほど気にはならないでしょう。

しかし、妻のことを愛していたり、離婚は絶対にしたくないとおもっていたりすると、セックスに応じられないことは悩みの種になります。

女性として見られなくなった妻に対して性欲が沸かない

太った女性

男性は視覚的な興奮が大きいので、見た目があまりにも変わってしまった妻に対して、性欲が湧かなくなってしまうことがあります。

一番多いのは、体型の変化です。

結婚当初から、あまりにも太ってしまうと男性は妻に魅力を感じなくなります。

他にも、妻のスウェットやジャージ姿しか見なくなってしまい、相手に女性としての魅力を感じなくなることもあります。

メイクもせず髪型をセットすることもなく、毎日色気のない姿をしていると、家事や育児で忙しいかた仕方ないと分かっていても、男性は性の対象として見れなくなってしまうことは多いのです。

話し合って妻が改善してくれれば、問題や悩みが大きくなることはありません。

しかし、妻に指摘しても軽く流されたり逆ギレされたりすると、今後の性生活を期待できなくなり、結婚生活に悩むことになります。

仕事で疲れていて体力的にも精神的にも性生活ができない

顔を覆う男性

男性は、集中力が女性より高い反面、器用にいくつものことを並行してこなす能力が低い傾向があります。

大きな仕事を任されたり、責任のある立場についたりすると、しばらくは家に帰っても仕事のことしか考えられなくなりますし、会社で集中している分、家庭ではグッタリしていることも増えます。

仕事でストレスを抱えているときも、精神的に疲弊してセックスをしたい気分にはならないことが多いでしょう。

また、単純に激務や力仕事でクタクタになっている男性は、家に帰ったら一刻も早くゆっくりして眠りたいとおもうでしょう。

妻からセックスに誘われても、疲れていると応じることができず、申し訳なさを感じることも出てきます。

こうした状況が何度も続くと、セックスに応じられないことに悩むことが増えます。

それだけならいいのですが、妻がそのことで深刻に悩むようになったり、度々ケンカになったりすれば、男性の悩みも深くなっていきます。

妻に傷つけられたことがトラウマになっている

考える男性

これまでに、妻からセックスに対して傷つくようなことを言われた経験があると、男性は何年も忘れられず、夫婦でのセックスが苦痛になっていきます。

「全然気持ち良くない」

「疲れてるんだから触らないでよ!」

「もう終わったの?」

妻が何気なく言ってしまった一言に対して、男性が深く傷ついてしまうと、その後の性生活に悪影響を及ぼすようになります。

セックスをしていても「妻は不満なんだろう」「イヤイヤ応じているんじゃないか」などと考えてしまい、途中でできなくなってしまう男性もいます。

自分に自信をなくしてしまった男性は「嫁だけED」という状態になることもあるので、やむを得ず不倫に走ってしまうことも少なくありません。

離婚をするつもりはないのに、妻とのセックスに自信を持てなくなる男性は、性の不一致や不倫相手との間で悩むようになります。

妻との性生活が単純につまらない

考える男性

妻とのセックスがつまらないことで、性生活が楽しめないという悩みを抱えている男性も、実はとても多いものです。

夫婦でセックスをしていても、妻の反応が薄ければ興奮が続かず、セックスは淡泊な内容で終わってしまいます。

性癖が違ったり妻に自分の性癖を言えなかったりしたまま結婚してしまい、性生活がつまらないと感じている人もいます。

単純にマンネリになって、つまらなさを感じる男性もいるでしょう。

セックスは、つまらなくなると面倒なだけの行為になります。

「嫁とセックスするより、1人でするか風俗の方が楽でいい」という男性もいますが、つまらないセックスになっていれば、こう考えてしまうのも仕方ないことです。

こうした悩みを上手く1人で解消できればいいのですが、情熱的なセックスを望んでいる男性にとっては、大きなストレスになるでしょう。

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夫婦間の性の不一致が原因で浮気を始める既婚男性の口説き文句

悲しそうな表情で「俺たち夫婦はただの同居人だから」

海を眺める男性

妻と性の不一致があって、満足できるセックスができていない男性は、奥さんのことを女性として見れなくなって「同居人」や「家族」と言うようになります。

妻と性の不一致がない男性は、まだ妻を女性として見ているので、愚痴や文句を言うことが多いでしょう。

「俺の嫁は気が強くて…」などというのは、まだ男性が妻を女性として見ているサインです。

しかし、奥さんの愚痴をあまり言わず「嫁は単なる同居人になってるからね」「家族だから、もう恋愛感情はないよ」などと冷静に言う場合は、夫婦の性生活がしばらくない可能性が高いでしょう。

また、口説き方も、積極的にアプローチするというよりは、夫婦関係を相談するような流れで仲良くなっていくことも多いはずです。

母性の強い女性や、相手を好きになってしまっている女性は、こうした弱いところを見せられると、不倫に走ってしまうこともあります。

強い口調で「男女はコミュニケーションが大切だよね」

こぶしを握る男性

夫婦間の姓の不一致で悩んでいる男性は、口説きたい女性に対して、つい男女のコミュニケーションの大切さを熱弁してしまうことがあります。

深い話はしませんが、男女にはコミュニケーションが大切だという話しをした後に、好きな女性に対して「君はどうおもう?」と聞くことも多いはずです。

それは、男性が女性を口説く段階で、相手のセックスに対する価値観を知りたくなってしまうからです。

夫婦関係のことを話す延長で聞くこともありますが、大抵は恋愛話の延長で聞いてくることが多いでしょう。

心配そうに「俺って男としてどうかな?」

スーツ姿の男性

妻とセックスレスになっている男性や、妻の言葉に傷ついて自信を無くしている男性は、妻以外に好きな女性ができると、自分が男としてイケているのかという不安を抱えるようになります。

そんな悩みを抱えている男性は、女性に「男としてどうかな?」という質問をして、相手の反応を探るような口説き方をします。

本当に自信を失っている男性は「俺って魅力ないだろ?」「〇〇ちゃんの恋愛対象にはならないよね?」といって、女性からの答えを待ってしまうことも多いでしょう。

自分に自信があれば、相手を褒めたり下ネタを言ったりして口説いてきますが、自信のない男性は不安なので、先に女性の気持ちを探りたくなってしまうのです。

一番身近な妻から受け入れてもらえないというのは、男性にとってとても悲しいことです。

そんな気持ちを浮気相手で満たしたい気持ちと「彼女も自分を受け入れてくれないかもしれない」という不安で、つい相手の気持ちを探るようなことを言ってしまいます。

ネイルやファッションに対して「〇〇ちゃんは本当に女の子だね」

グッドサインをする男性

妻にセックスを拒否されている男性や、夫婦でのセックスに満足感を得られていない男性の中には、妻に対して「女性としての役目を果たしてくれていない」とおもうようになる人がいます。

欲求不満でストレスを抱えていると、気持ちの余裕がなくなって、このような思考になってしまうのは仕方ないでしょう。

そんな時に、自分好みの女性と仲良くなれば、男性は相手の女性的な部分をとにかく褒めるようになります。

「いつもネイルしてて可愛いね」

「髪切ったんだね、綺麗だよ」

「スカートが似合う女の人っていいよね」

このように、女性として気を使っているところを褒めるのは、自分の妻にそんな魅力を感じなくなっている男性の特徴です。

既婚男性は、妻と長く暮らしているので、独身男性が気付かないようなところを褒めてくれるのも特徴的です。

気が利く性格や男性を立てられるところなど、性格や立ち振る舞いなどを褒めて口説こうとするのも、妻との間に悩みを抱えている男性に多い傾向があります。

心の底から「家にいるのが本当にツラいんだ」

孤独な男性

口説き方には、大きく分けて2通りあります。

1つは、積極的に相手を褒めたり、自分をアプローチしたりして女性と仲良くなろうとするパターン。

もう1つは、自分の弱い部分を見せて、母性本能をくすぐるパターンです。

既婚男性が、後者のパターンで不倫をしたい相手を口説くときは「妻とは上手くいっていない」「ケンカばかりでツラい」などと言って、夫婦関係が上手くいっていないことと、母性本能をくすぐるようなことを言ってきます。

中でも、妻と性の不一致で悩んでいる男性は、心から「家に居るのがツラい」という話しをしてくることが多いでしょう。

そんな口説き文句も、男性の言葉に重みがあるので、本当に奥さんと上手くいっていないことが相手の女性にもよく分かるでしょう。

性の不一致で離婚をした夫婦が後になって後悔する理由

努力が足りなかったという反省が大きくなる

風を受ける女性

性の不一致は、片方の努力で改善できることがたくさんあります。

セックスレスは、話し合いで改善できる夫婦もいますし、性の嗜好が合わなければ、お互いの気持ちを擦り合わせて、2人にとってベストなセックスを見つけることもできます。

しかし、悩み続けていると相手への思いやりがなくなったり、周りが見えなくなったりして、悩みを解消するのは不可能だと感じるようになることが少なくありません。

自分の思い込みで「離婚をするしかない」と勝手に考えてしまい、離婚に走ってしまう人もいます。

性の悩みは誰にでもできるものではないので、1人で考え込んでしまうのも、思い込みや考えすぎをしやすい理由のひとつです。

そんな状態で離婚をしてしまうと、パートナーと離れて冷静になったときに「もう少し頑張れたかもしれない」と思えてくることがあります。

一度結婚生活から離れた後に、自分の努力が足りなかったことに気付くと、早まって離婚したことに後悔してしまうでしょう。

パートナーが変わっても状況が変わらない

悲しむ女性

性の不一致は、パートナーを変えれば劇的に改善されるとおもっている人は多いものです。

確かに、離婚後ピッタリと体の相性の合う人にたまたま出会えれば、その後の性生活は楽しいものになるでしょう。

しかし、離婚をしたのに自分に合う人が見つからなかったり、相手を変えてもおもったように充実したセックスができなかったりすると、性の不一致の原因が自分だったのに気付きます。

パートナーが悪いと決めつけて離婚をしていれば、それは間違いだったと気付く人もいます。

例えば、妻からセックスをずっと拒否されていて、その理由が「あなたとのセックスは痛いから」というものだったとします。

セックスに痛みを感じるのは嫁のせいだと思いながら結婚生活を続けて、数年後我慢できなくなり離婚。

その後、他の女性数名とセックスをしたときに、共通して「痛い」と言われたら、嫁が原因ではなかったと分かりますよね。

自分のテクニック不足や、知識のなさが原因だった可能性が高いので、それに気付いてしまったら、離婚したことを後悔することもあるでしょう。

他にも、さまざまな理由で、離婚後にパートナーを変えても同じ悩みを持つようになったら、離婚しなければよかったとおもうことが増えていくはずです。

性生活以外は充実していたことに離婚後気付かされた

笑い合う恋人

性の不一致で悩みが大きくなると、パートナーへの愛情が見えなくなったり、相手のすべてが悪く見えたりしてしまいます。

本来は、性格も価値観も合うパートナーだったのに、それが分からなくなるほど性の悩みが深刻になることはよくあります。

このように、相手のすべてが嫌になって別れてしまい、離婚した後で冷静になってから「性生活以外はベストな相手だったな」と気付くと、早まった決断をしてしまったことを後悔することになります。

離婚後すぐに後悔しなくても、離婚してしばらく経ってから元パートナー以外の人と恋愛関係になったとき、後悔することになる人も少なくありません。

元パートナー以外の人と付き合ってもなかなか上手くいかなかったり、元パートナー以上に居心地の良い相手と出会えなかったりすると、性の不一致だけで離婚してしまったことが間違いだったとおもうでしょう。

離婚をしても理想のパートナーに会えない

困る男性

性の不一致にストレスを抱えて離婚したものの、離婚後そのストレスを払しょくしてくれるような人と出会えなければ、離婚したことに意味を見い出せなくなります。

例えば、自分の性癖をパートナーが理解してくれず、それが原因で2人の関係がギクシャクして性生活が上手くいかなくなって離婚したとします。

その後、新しく恋人ができても、元パートナーと同じように自分の性癖を受け入れてくれないことが続けば、離婚をした意味が分からなくなるでしょう。

精神的にも肉体的にも大変な思いをして離婚したのに、性欲を満足させられることができず、恋人と分かり合うこともできなければ、性の不一致での離婚に後悔することがあります。

セックスレスだったときより孤独感がある

孤独な女性

セックスレスが長く続いて、家に居ても孤独を感じていた人が、離婚をした後にもっと強い孤独を感じて後悔することがあります。

1人になって、すぐにパートナーができれば孤独を感じることはないでしょう。

しかし、いつまでもパートナーができなかったり、恋人ができても長続きしなかったりすれば、孤独感はどんどん増していきます。

家族がいるという安心感は、その中にいると見えなくなってしまうものです。

不満は見えやすくても、パートナーや子供たちが家で待ってくれている幸せは、ストレスを抱えていると見えなくなってしまいます。

それに気付かないまま自由な未来を想像して離婚をしても、実際はおもったようなパートナーシップが築けなければ、離婚は失敗だったと感じるでしょう。

特に、子供とおもうように会えなくなることは、孤独を感じる大きな要因になります。

性の不一致を克服した人の考え方やポイントを伝授

外見に気を使うことは想像以上に大切なポイント

メイクをする女性

「外見より結婚生活には中身が大切」と言う人がいますが、それは間違いです。

特に男性は、性欲と視覚はストレートにつながっている傾向が強いので、キレイな女性や若々しい女性には、単純に魅力を感じて性欲が湧くようになります。

女性は精神的なつながりや感情を大切にしますが、その前に生理的に受け入れられない見た目になっている男性には、精神的なつながりを持ちたいとはおもいませんよね。

もし、現時点で見た目に気を使えていないと感じるなら、明日から見た目を向上させるための行動を起こしましょう。

太った人は、ダイエットを始めて引き締まった体を手に入れてください。

髪型やファッションがマンネリになっているなら、新しいものを取り入れてみましょう。

その際には、自分で考えるのではなく美容師さんやショップの店員さんに、似合うものを提案してもらってください。

イメージを簡単に変えることができます。

言動や仕草なども、男らしさや女らしさを意識すると性的な魅力がアップします。

外見は、おもっている以上に大切なので、怠けていたと感じるならすぐに行動を起こしてくださいね。

生活のマンネリを改善して夫婦関係に変化を起こす

散歩をする男女

生活がマンネリになると、性生活もマンネリになりやすいですし、セックスレスになっていれば改善するキッカケができにくくなります。

性の不一致で悩んでいると、他のことに目が行かなくなってしまいがちですが、実は生活のマンネリが性生活に悪影響を与えている可能性があります。

あなたが専業主婦なら、仕事を始めれば生活に変化が起きます。

あなたがメイクして出かけていくことに対して、旦那も新鮮な気持ちを抱くようになり、気持ちに変化が出ることが考えられます。

一緒に新しい趣味を始めるのもおすすめです。

特に、共通した趣味が見つからなければ、ジムに一緒に入会して、一緒に通ってみるのもいいですね。

マンネリの解消には、2人きりの旅行も効果的です。

積極的に生活に変化を起こして、その変化を前向きに楽しむようにすると、夫婦関係にも微妙な変化が出てくることがあるので、ぜひ試してみてください。

傷つけた過去があるなら誠心誠意謝って話し合う

会話する恋人

長く夫婦生活を続けていると、知らないうちに相手を傷つけていることがあります。

夫婦だから分かっているとおもっているようで、実は全く相手のことを理解できていなかったということも少なくありません。

もし、気になることがあれば、一度時間を作って2人でゆっくり話し合ってみましょう。

その際は、相手を責めるための話し合いではなく、以前に傷つけるようなことがなかったか聞くというスタンスで話しをすると、問題解決が早くできるはずです。

お互いの疲れやストレスを和らげる工夫を忘れない

カフェにいる恋人

セックスを拒否する原因のひとつに、肉体的な疲れや精神的なストレスがあります。

体がクタクタになっていれば、セックスをするくらいなら寝たいという気持ちになるのは当然です。

育児や仕事で寝不足になっていても、セックスをする気分にはなれませんよね。

また、ストレスがあると性欲が湧かなくなったり、誘ってくれた相手に思いやりを持てなくなったりすることがあります。

心の余裕がなくなってしまうので、相手が傷つくような断り方をしてしまうこともあるので、夫婦関係はどんどん冷え切っていきます。

そんなセックスレスの原因を解消するためにも、お互いが疲れやストレスを解消できる工夫を積極的に行っていきましょう。

家事や育児は、他に協力できる人やサービスがないか調べて、頼ってみるのもいいでしょう。

レスを克服した人の中には、旦那に「仕事がツラいならやめてもいい」と言ったことで、旦那のストレスが緩和されて数年間のセックスレスが解消した夫婦もいます。

家族を養わなくてはいけないという男性のプレッシャーは、周囲が思っているより強いことも多いので、労ってあげることで心に余裕が出る男性は多いはずです。

相手に思いやりを持ち、自分自身も大切にすることで、レスが解消して夫婦仲がよくなった例はたくさんあります。

セックスに対する常識を捨ててみる

セックスをするカップル

人は、知らない間に自分なりの常識やこだわりを持ってしまうものです。

セックスに対しても、変にこだわりをもってしまって、常識以外のことは受け入れられなくなってしまっている人は少なくないでしょう。

「アダルトグッズを使うなんて恥ずかしいことだ」

「挿入できなければセックスをする意味がない」

「ノーマルなセックスしかするつもりはない」

こうした常識やこだわりは、夫婦の性生活の邪魔になることがあるので、性の不一致を解消したいなら、今まではしなかったようなことに挑戦してみることが必要です。

夫婦のセックスに満足できていなければ、一緒にアダルトビデオを見て、勉強してみるのもいいでしょう。

アダルトグッズにチャレンジしてみるのもいいですし、お互いお酒を飲んで腹を割ってセックスについて話し合ってみるのもおすすめです。

性の不一致は、1人で悩んで1人で解消できるものではありません。

夫婦で改善していかなくてはいけないことなので、離婚を少しでも考えているのなら、恥ずかしさを捨てて新しいことにチャレンジしてみてください。

婚外恋愛がレス解消のきっかけになることもある

キスをする恋人

性の不一致は、婚外恋愛で解消できることもあります。

婚外恋愛といっても、体の関係を伴う不倫をするという訳ではありません。

ちょっと「いいな」という人ができるだけで、女性も男性も見た目や言動を気にするようになるので、今まで眠っていた魅力が目を覚ますことがあるのです。

好きな人や食事をする程度の異性ができると、相手に好かれたいという気持ちから、体型やファッションに気を使うようになります。

それが、パートナーの性欲を刺激することがありますし、自分自身も恋愛を始めたことで、性的な興味が再燃し始めるので、パートナーとのセックスに前向きになれる可能性も出てきます。

また、パートナー以外の異性と仲良くすることで、パートナーの良い所を再確認できることもよくあるので、もし性の不一致が改善しなければ、ライトな婚外恋愛を始めてみてはいかがでしょうか?

ただし、性の悩みを抱えている人は、パートナー以外の異性と肉体関係になると、相手の人柄など関係なく不倫にハマりやすい傾向があるので注意してください。

あくまでも、パートナーとの関係をよくするための恋愛ごっこだとおもって、婚外恋愛を楽しみましょう。

夫婦間の性の不一致は放置していると離婚理由になる

抱き合う恋人

夫婦間の性の不一致は、放置してはいけません。

放置している期間が長いほど、改善が難しくなりますし悩みが深刻化しやすくなります。
セックスに関する悩みは、親しい友達にでも相談しづらいものです。

それだけに、1人で抱え込みやすいので、悩んだらすぐにパートナーに相談して解決策を2人で見つけましょう。

もし、話し合いができない状態であれば、自分でできる改善策を可能な限り試してみて、不一致の溝を埋める努力をしてみてください。

話し合いも改善する方法も、前向きに楽しく試していれば、1人で努力している空しさで苦しむことは少なくなりますよ。