
不倫相手と別れたいのに、なかなか別れられない。
理不尽だとおもうことが多いのに、どうしても誘われると会いに行ってしまう。
不倫相手のことばかり考えて、自己コントロールが上手くできない。
このような恋愛の悩みを抱えているなら、あなたは共依存不倫の状態になっている可能性があります。
共依存状態になっていると、自分をコントロールできなくなり、幸せになれないと分かっているのに関係を終わらせられなくなります。
あなたが「共依存不倫かも?」と不安になったら、特徴的な行動をチェックして現状を確認してください。
自分たちが共依存不倫になっているなら、別れられない理由や別れたくなったときにやるべきこと、キレイな別れ方などを参考にして関係を見直してください。
どうしても別れる決断ができなければ、依存恋愛の末路を見て今後のことをしっかり考えてください。
共依存不倫が続くと、幸せな恋愛や結婚は望めなくなります。
早めに現状を把握して、共依存不倫の終わらせ方を知り、健全な関係を築ける人を探しましょう。
共依存の不倫恋愛ってどんなもの?違いが分かる共依存不倫カップルの特徴的な行動
不倫相手に対して「自分がいなくてはいけない」と考えるようになる
依存状態に陥っている人の中には「恋人には自分がいてあげなくてはいけない」という思考になる人がたくさんいます。
共依存になっていれば、片方が上記のように極端な思考になり、片方はそれを分かって甘えるようになります。
例えば、不倫相手を都合よく扱う既婚男性と、それを受け入れてしまう独身彼女という不倫カップルがいるとします。
この状況に我慢できなくなり、独身の彼女が別れを切り出すと、既婚男性は「お前がいないとダメなんだよ」「俺を見捨てないでくれ」などと言って、彼女を引き留めます。
彼女は「やっぱり私がいてあげなくちゃ、彼がダメになっちゃう」とおもって、別れを決断できなくなります。
このように、相手には自分が必要だということに存在価値を見い出すようになると、共依存の関係になっていきます。
理不尽なことをつい受け入れてしまう
共依存になっていると、どんなに納得いかないことでも、つい受け入れて許してしまいます。
不倫関係でよくあるのは、次のようなパターンです。
- 自分は結婚しているのに相手を異常に束縛する
- リスクの高いセックスや相手が嫌がる行為を要求する
- 一方的にお金を出させる、またはお金を借りる
- DVやモラハラ
こうした行為は、普通なら嫌気がさしてしまうものですが、共依存になっていると理不尽だと分かっているのに受け入れてしまいます。
このような心理になるのは、相手に嫌われたくないという気持ちもありますし、自分が相手を助けなくてはいけないという使命感の場合もあります。
自分の時間やすべきことより相手を優先してしまう
健全な恋人関係を築けていると、相手のことと同じくらい自分の人生も大切にしようと考えるものです。
例えば、恋人から仕事を辞めて欲しいと言われても、自分が仕事を好きで生き甲斐を感じているなら、簡単に辞める決断はしませんよね。
しかし、共依存になっていると、相手から要求されたことを優先して自分のことを後回しにしがちです。
中には、恋人に要求されていないのに、自分から相手に合わせた生活をしようとする人もいます。
不倫関係では、相手の勤務時間に合わせた働き方をするようになったり、約束をしていないのに相手からの連絡を待ってしまったりするのは、共依存状態になっている人の特徴です。
これは、相手の人生に自分の人生を重ねてしまっているのが原因です。
相手を失うことは、自分の人生を失うことだとおもうようになるので、なかなか依存している恋人と別れられなくなります。
不倫相手に必要とされることに喜びを感じるようになる
共依存不倫状態になると、どんなことであれ不倫相手に頼られることに喜びを感じるようになります。
たとえそれが理不尽な要求でも「お前にしか頼めない」「あなたしか頼れる人がいないの」などと言われると、それが嬉しくて要求に応えてしまいます。
「お金を貸してほしい」
「離婚はできないけど、君は他に男をつくらないで欲しい」
「今日は帰れないって、私の目の前で奥さんに嘘をついて」
このようなお願いをされても、別れられずにズルズルと付き合ってしまうのは、頼られることや必要とされることに喜びを感じてしまうからです。
不倫相手とのセックスに執着するようになる
共依存になっている不倫カップルは、セックスにも依存しやすい傾向があります。
危険なセックスをしたがるのも、共依存になっているカップルの特徴です。
会社や屋外でのセックスは、理性ある健全なカップルは絶対にしません。
しかし、相手への依存で正常な判断ができなくなっている人は、そんな危険もスリルだと感じるようになるので、最悪な状況になってしまうことも少なくありません。
落ち着いて考えると、当時の自分たちの行動がおかしかったことに気付けるのですが、依存している状況では客観的に自分たちのことを見られなくなります。
周囲の人との関係が希薄になったり悪化したりする
不倫をしていると、ただでさえ友達や家族との関係が希薄になっていきます。
不倫をしていると言えば、友達から「やめなよ」と言われますし、恋愛相談をしても「不倫なんだから仕方ないじゃん」と言われてしまうので、徐々に会う機会が減っていきます。
また、不倫相手に依存していると、いつでも誘いの連絡に応じられるように、デートの約束をしていなくても、自分の予定を入れなくなります。
「友達と遊んでいるときに、彼から誘いの電話がきたら会えなくなる」とおもって、友達との約束をしなくなるのです。
友達だけでなく、親や兄弟との関係も徐々になくなっていくのも特徴的です。
共依存カップルは「恋人だけがいればいい」という思考になりやすいので、周囲の人との人間関係を大切にしなくなります。
別れてすぐ復縁するということを何度も繰り返す
不倫カップルの中には、別れては復縁するということを何度も繰り返す人たちがいます。
これは、共依存になっているカップルの特徴です。
これ以上関係を続けていくのが難しいとおもって別れるものの、数日経つと恋人がいなくなったことがツラくなってきて、どちらからともなく連絡を取って復縁します。
共依存不倫は、アルコールやギャンブル、薬物への依存と似ているので、キッパリと関係を切るのが難しくなります。
別れた後に、恋人を思い出すきっかけがあれば、簡単に以前の関係に引き戻されてしまうのです。
別れるには、かなりの精神力とコツが必要になるので、ただ別れただけではすぐに復縁してズルズルと関係が続くことになります。
既婚者で恋愛依存症になっている人が不倫相手と別れられない理由
自分がいないと不倫相手がダメになってしまうとおもっている
相手に依存している人のほとんどは、自分がいないと相手がダメになるとおもっています。
既婚者が不倫相手に依存している場合も、自分が別れると相手が生きていけなくなるような気持ちになるので、なかなか不倫を終わらせられません。
「俺が別れるって言うと自殺しそうなんだ」
「アイツは俺がいないと普通の生活すらできなくなるんだ」
「私がいてあげなくちゃ、彼を理解してあげられる人がいなくなる」
依存状態になると、このような思考になるので別れるのが難しくなるのです。
こうした思考になるのは、不倫相手に必要とされることで自分の存在価値を保っているからです。
日常で必要とされることや感謝されることが少なくなると、不倫相手の必要な人になることで、存在価値を実感していたくなるのです。
不倫恋愛以外に楽しみや生き甲斐を感じられるものがない
恋愛以外のことに興味がない人や、恋愛以外のことに楽しみや生き甲斐などを見い出せない人は、不倫恋愛に依存するようになります。
仕事も退屈で、これといった趣味もなければ、好きな人と会っている時間だけが、唯一人生の中で充実している時間のように感じます。
また、家族と一緒にいても大切にされている実感がない人も、不倫相手だけが自分を大切におもっているとおもうようになります。
楽しみや生き甲斐を見い出せないのも、信頼できる人がいないのも、実は自分から拒否しているだけで、環境や周囲の人のせいではありません。
しかし、恋人に依存しているときはそれらに気付けないので、恋人にどんどん執着して別れられなくなります。
理解し合えるのは不倫相手だけだとおもっている
人間関係が上手くいっていない人や、他の人と居ても幸せを感じられない人が、不倫相手と出会い価値観を共有し合えると「不倫相手しか自分を理解してくれない」という気持ちになっていきます。
誰でも、自分の気持ちや考え方を理解してくれる人が大切におもえますし、一緒に居て居心地が良いものです。
そんな相手ができると、分かり合えない人たちとはどんどん疎遠になり、分かり合える恋人との関係だけを大切にするようになります。
恋人との時間を優先して、他の人との時間は後回しにするようになると、より一層周りの人たちとの関係は悪化し、恋人への執着も強くなります。
このようなスパイラルに陥ると、不倫相手がいなくては誰も自分を理解してくれないような気になってしまい、なかなか別れられなくなってしまいます。
不倫相手に会わなくなると情緒不安定になる
共依存カップルは、アルコール依存などと同じように、相手と会えなくなると不安やストレスを感じて情緒不安定になりやすいものです。
何日も連絡がなければ、このまま会えなくなってしまうのではないかと不安になったり、デートができない期間があると心変わりしたのではないかと怯えたりして、心が安定しなくなります。
普通の恋愛でも、不安や恐怖を感じることはありますが、共依存カップルが感じる不安は、その比ではありません。
依存している相手との関係が悪くなると、日常生活が送れなくなって家事に身が入らなくなり、部屋がゴミ屋敷のようになってしまう人もいます。
中には、仕事に行く気力がなくなり会社を辞めてしまう人もいるほどです。
依存というのは、それほど深刻な状態になることもあるので、簡単に別れられなくなってしまいます。
不倫相手と別れたら自分が無価値になるような気がする
共依存になっている人は、そもそも自己肯定感が低いという特徴があります。
自己肯定感が低い人は、自分には価値がないという気持ちが強いので、恋人ができて必要とされる機会が増えると、そこに自分の存在価値を見い出そうとします。
だからこそ「彼は私がいないとダメなのよ」「彼女は俺が支えてあげなくちゃ生きていけない」などとおもうものです。
しかし、2人が出会うまではお互いちゃんと生活していたので、本当は誰かがいないとダメになったり生きていけなくなったりはしません。
それなのに、相手を支えることに存在価値を見い出してしまうので、別れると自分が無価値な人間になってしまうような気になってしまうのです。
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不倫相手と共依存している自覚がある女性が彼とは潮時かなと思うときにまずやるべき事
将来どんな生活を送りたいのか明確にする
恋人に依存してしまう人は、自分の人生設計や今後の目標などが曖昧になっていることがほとんどです。
あなたは「5年後どんな自分になっていたいですか?」と聞かれたら、瞬時に答えられますか?
もし答えられなければ、依存状態を抜け出すのは難しいので、まずは5年後、10年後の人生設計や目標を明確に設定してみてください。
ほとんどの女性は「5年後も、このまま彼と不毛な付き合いを続けていたい」と答えることはないでしょう。
「5年後までには結婚して、子供は2人くらい欲しい」
「年収をアップして経済的に安定して、それを応援してくれるパートナーと一緒にいたい」
「幸せな結婚をして両親を安心させてあげたい」
おそらく、多くの女性が上記のように前向きな目標や夢を描くはずです。
こうした目標が明確になると、今のまま彼と不毛な時間を過ごしているのが最善のことなのかハッキリしてくるはずです。
5年後に幸せな結婚をしていたいなら、潮時だとおもう彼とは早く別れて、すぐに婚活を始めなくてはいけないことは明白になりますよね。
このように、自分自身の生き方をしっかり設定すれば、今の彼があなたにとって必要なのかどうかハッキリするので、別れる意思も強くなります。
依存している彼と別れるには、あなたの強い意思が必要になります。
そのためにも、まずはあなた自身が、今後どんな人生を送りたいのか一度時間を作って真剣に考える必要があります。
少しずつ彼への連絡頻度を減らしていく
共依存になっているカップルは、このまま付き合っているのが難しいと分かっていても、すぐに別れることができません。
別れようと決断しているのに、相手の顔を見たり声を聞いたりすると冷静な判断ができなくなってしまい、別れ話を切り出すことができない人がほとんどです。
勇気を出して別れ話を切り出せて、2人とも納得して別れたとしても、共依存状態になっていると、数日すれば相手のことが気になってしまい、つい連絡をしたり会いに行ったりしてしまい復縁することになります。
このように、なかなか別れられない状況が何度も続くことで、深層心理下で「あの人とは別れられない」という気持ちが強くなり、離れることが難しくなることも考えられます。
また、スッキリと別れられない自分を「ダメな奴だ」とおもうことで、自己肯定感が低くなってしまい、余計に不倫相手に依存してしまう可能性もあります。
共依存になっているカップルは、すぐに別れるのは難しいのは当然のことなので、必ず別れる準備が必要なのを理解してください。
まずは、彼との連絡頻度を徐々に減らしていきましょう。
あなたからLINEするのを減らして、彼と連絡をしないことに慣れてください。
電話も、毎日していたなら2日に1度にするなどして、声を聞かなくてもいい日をどんどん増やしていきましょう。
彼より自分を優先する機会を増やしていく
連絡の頻度を少しずつ減らし始めたら、次にデートの回数を減らして自分の時間を増やす努力をしてみましょう。
今まで週に2回会っていたなら、デートは週に1度にして、会いた時間で友達に会いに行ったり趣味を始めたりしてみましょう。
前項でご紹介したように、将来の目標を明確にしているなら、あなたがしなくてはいけないことも明確になっているはずです。
あなたの夢を実現するためにすべきことを、彼と会わない時間を使って挑戦してみましょう。
幸せな結婚をしたいなら、彼と別れていなくてもいいので、マッチングアプリで婚活を始めたり、友達に男性を紹介してもらったりするのもいいですね。
また、自分磨きやお料理を頑張っておけば、今後素敵な男性と出会ったときに、結婚までのアプローチがしやすくなります。
仕事で成功したいとおもうなら、あなたが将来就きたい仕事に関する勉強を始めるのもいいですし、副業に挑戦してみるのもおすすめです。
無理して彼と別れる必要はないので、彼と会わない時間を増やして自分の時間に充てるようにすると、徐々に彼を冷静な目で見られるようになります。
恋人と良い関係を築いている友達と頻繁に会う
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、これを逆に使うことであなたの恋愛観や生き方を変えることができます。
私たちは、自然と自分と価値観が似ている人と頻繁に会うようになります。
不倫をしている場合は、同じように不倫をしている友達といた方が居心地がいいですし、共依存で苦しんでいれば、同じように依存体質の友達と会っていた方が気が楽ですよね。
しかし、こうした付き合いを続けていては、あなたのためにはなりません。
もし「彼と別れたい」「もっと幸せな恋愛をしたい」とおもっているなら、あなたが憧れるような恋愛をしてる友達と積極的に会うようにしましょう。
憧れている同性の先輩でもいいですし、幸せな結婚をしている既婚の友達でもいいでしょう。
最初は居心地が悪いと感じるかもしれませんが、そのうち共依存状態になっている自分たちの関係がおかしいことに気付けるようになります。
あなたが心から「彼との恋愛を続けていても幸せになれない」とおもえれば、別れ話は比較的スムーズに進められるようになります。
どんなに居心地が悪くても、幸せな女性の輪の中に入ってしまえば、あなたも自然と幸せになれる女性の価値観に染まっていき、現状を変える勇気が出てくるはずです。
恋愛以外に楽しめることを見つける
共依存になっているなら、すぐに彼と別れるのは難しいはずです。
このような状況では、彼との関係をウジウジと悩んでいても答えは出ません。
それより、彼と付き合ったままでいいので、恋愛以外に楽しめるようなことを探した方が、結果的に早く不毛な恋愛を終わらせることができます。
楽しめることを探す場合は、あなたが過去に楽しんでいた趣味を再開してみるのもいいですし、友達の趣味に付き合ってみるのもいいでしょう。
今まで、絶対にしなかったような趣味に挑戦してみるのも、とても刺激的で有意義な時間になるはずです。
1人で始めるのが難しい場合は、友達に相談するか、SNSなどであなたが興味を持っている趣味を楽しんでいる人に連絡して、始め方などを教えてもらいましょう。
可能なら、その人に実際に会いにいき、直接教えてもらったりサークルに参加させてもらったりするのもおすすめです。
新しい出会いは、今の人間関係を整理するきっかけになります。
彼とどうやって別れるかを考えるより先に、あなたが楽しめること探しをした方が、意外と早く彼との関係を精算できることもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
他の男性と接する機会を増やす
女性は、恋愛を上書きする特徴があるので、忘れたい男性がいるなら他の男性で上書きする方が簡単です。
言い方は悪いですが、どうしても別れられない男性がいるのなら、その人と別れる前に他の男性に乗り換えた方が、意外と早く関係を終わらせることができるのです。
彼と関係に限界を感じているのに、どうしても別れを切り出せないなら、彼と付き合ったまま他の男性と接する機会を増やしてください。
マッチングアプリやSNSで、気が合いそうな男性と友達として会ってみるのもいいですし、友達や周囲の人に「いい人がいたら紹介してね」と声をかけておくのもいいでしょう。
二股をする必要はないので、まずは男友達を増やそうという気持ちで、気軽に彼以外の男性と接する機会を増やして、恋愛の視野を広げてみましょう。
ドキドキできる男性と出会えれば、潮時だと感じていた彼の存在は、あなたの中で嘘のように小さくなっていきます。
少し荒っぽい方法ですが、どうしても自分の力では別れるのが難しいと感じるなら、ぜひ試してみてください。
ただし、他の男性と付き合うにしても、依存体質のままでは新しい恋愛も上手くいかなくなってしまいがちです。
恋人に依存する原因を考えて、そこを改善することも忘れないでくださいね。
「共依存から卒業したい」と思った時に既婚男性とキレイに別れる方法
スッキリ別れられるのは不可能だと理解しておく
共依存状態になっている人が、身も心もスッキリ別れられる方法はありません。
必ず、痛みや我慢は必要になるので、別れを決断したらそれを理解しておきましょう。
魔法のようにスッキリと別れる方法を探している間は、いつまでも方法が見つからずズルズル関係を続けることになります。
共依存カップルがキレイに別れる方法とは、別れた後に復縁したい気持ちをどう解消するかが大切になります。
薬物やアルコールと同じように、何かをしたらスッキリと依存から抜け出せる、ということはありません。
別れを切り出す前に、こうした自分の状態を理解しておく方が、対策を立てられるので比較的スムーズに別れることができるでしょう。
彼を思い出すような場所から離れて暮らす
何かに依存している人は、依存している対象を思い出すトリガーになるようなことから離れることが大切です。
例えば、ギャンブル依存の人はパチンコ屋の前を通らないようにしますし、アルコール依存の人は繁華街などに近付かないようにします。
恋愛も同じで、既婚男性との関係を断ちたいなら、彼を思い出すようなことがなくなる環境に身をおくのがベストです。
具体的には、彼と同じ職場なら転職をする、よくデートした場所に近付かない、彼が遊びに来ていた部屋を引越すなどです。
少々大変な作業ですが、依存状態になっているなら、そこまでしなくては別れられないケースが多いものです。
別れ話がどうしても切り出せない場合や、別れては復縁するということを2回以上繰り返している場合は、環境を一新して物理的に彼から離れなくては、キレイに別れることは難しいでしょう。
徐々に彼と会わない日数を増やしていく
依存症を脱するには、大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは、薬物のように依存対象を一気に断ち切る方法。
もうひとつは、依存対象から徐々に離れていく方法です。
薬物やアルコールのように、強烈な依存状態になっている場合は、徐々にやめようとしてもやめられるものではありません。
やめると決めたら、一気にやめなくてはズルズルと依存が続いてしまうからです。
逆に、そこまで強烈に依存していない場合は、徐々にやめていく方法で依存を脱することが可能です。
例えば、タバコなどは毎日20本吸っていたのを徐々に減らして、いずれ吸わなくなるという方法が可能です。
ギャンブルなども、お金や時間を制限していき、そのうち行かなくするということもできます。
恋愛に対しても、他の依存症と同じことが言えます。
依存が強い場合は、強制的に既婚男性と会えない状態を作って、強引にでも関係を断たなくてはいけません。
しかし、それほど依存が強くなければ、徐々に関係を断つことで既婚男性とキレイに別れることができます。
方法は簡単で、徐々に連絡とデートの頻度を減らしていくだけです。
こうすることで、あなたは1人の時間に慣れていきますし、既婚男性は別れの心構えができるようになるので、別れ話がスムーズに進められるようになるでしょう。
別れ話はLINEでして実際会ったり電話したりしない
共依存状態になっていると、既婚男性に実際会ったり彼の声を聞いたりすると、どうしても別れられなくなるものです。
既婚男性に別れたいと伝えても、寂しそうな表情をして「俺のことを理解してくれるのは君だけなんだ」「君がいないと生きていけないよ」などと言われると、決意が揺らいでしまいますよね。
そうなりそうだと不安なら、LINEで別れ話を完結させるといいでしょう。
LINEで別れ話は失礼だという人もいますが、そもそもが不倫という関係なので、既婚男性に遠慮する必要はありません。
相手が、あなただけを見て真剣に付き合ってくれていた男性なら、失礼な別れ方をするのはNGです。
しかし、どんなにお互い本気だったとしても、実際は奥さんがいる状態で付き合っていたのですから、礼儀などを考える必要はありません。
もし、LINEで別れ話をするのも不安なら、信頼できる友達に相談して一緒にいてもらうと安心です。
彼からのメッセージに対して冷静な意見をくれますし、あなたが既婚男性に電話をしたり会いに行ったりしたくなっても、しっかり止めてくれるでしょう。
冷静な意見を聞きながら別れ話をすれば、あなたも自然と冷静な目で彼のメッセージを見られるようになるので、キレイに別れる自信がなければ友達に頼ってください。
ツラい恋愛を辞めたいと言えば、友達は快く協力してくれるはずです。
信頼できる第三者に間に入ってもらって決着をつける
別れ話をしても話がこじれてしまったり、暴力や暴言が怖くて別れ話ができなかったりする場合は、第三者に入ってもらうとキレイに別れられます。
男性は、社会的な立場を大切にする傾向が強いので、恋人以外の人の前では理不尽なことを言わなくなります。
2人霧で別れ話をするとキレるような人や、泣いて話が進まないような人でも、第三者が入ってくれると取り乱すことが減ります。
間に入ってもらう人は、不倫のことを伝えても口外しないような人で、既婚男性が頭が上がらないような相手がいいでしょう。
共通の知り合いでもいいですし、あなたの兄弟や親戚の男性なども適任です。
ただし、間に人を入れると逆上してしまう男性もいるので注意してください。
彼の性格次第では、別れ話をせずに引越しや転職をして強制的に関係を断ち切った方がいい場合もあるので、既婚男性の性格を考慮してベストな方法を選択しましょう。
期限を決めてそれまでに離婚しなければ別れると告げる
どうしても別れるのを躊躇してしまう場合は、3ヶ月〜半年後くらいを目安に期限を設定し、彼が離婚してくれるかどうか見極めましょう。
共依存になっていても、稀にお互い向上できるような関係になれる相手もいます。
あなたの彼がそんな相手かどうか見極めたければ、期限を設けて彼の行動をチェックすると本心がよく分かります。
期限を切っても離婚の話すら切り出していなければ、彼は離婚するつもりがなく、あなたは一時的な恋愛相手だったということです。
どんな理由があれど、離婚をしないという選択をした以上、彼との未来を期待しても報われることはないでしょう。
とはいえ、離婚はそう簡単にできることではないので、期限までに離婚をしていなくても、別居をしたり離婚の協議をしたりしているなら、待ってあげてもいいかもしれません。
この場合も、彼の話だけを信用せず、話し合っている証拠を見せてもらうようにしてください。
既婚男性が離婚してくれたら、後は2人だけの恋愛になるので、共依存になっているからといって、必ずしも不幸になるということはありません。
ただし、ほとんどのケースで共依存になっている恋人は上手く行かなくなるので、2人の状態をしっかり把握して、今後のことを決断してください。
強制的に連絡を取れない状況をつくる
既婚男性に対する依存が強い場合は、強制的に連絡を取れない状態にしなければ、自分の意思に頼っても状況は改善しません。
依存というのは、ヤル気や我慢などといった単純なもので解決できないから、抜け出すのに苦労するのです。
良いか悪いかなどは関係なく、盲目的に依存している対象を求めてしまうので、辞めたい場合は強制的に離れるしかありません。
恋愛の場合は、既婚男性に会うのが困難な状態にするのが一番なので、遠くへの引越しや転職が必要です。
会いにいくのに何時間もかかるような場所に引越すのがベストなので、依存からどうしても抜け出したいなら、思い切って遠くの土地へ引越しをするといいでしょう。
引越しをする際には、既婚男性にLINEなどで引越しをすることだけ伝えて、すぐに着信拒否とLINEブロックをした後、スマホの番号自体を変えてください。
その時は、既婚男性の連絡先も消去して、絶対に自分から連絡できない状態にすることも忘れてはいけません。
やりすぎでは、とおもうかもしれませんが、どっぷり既婚男性に依存している状態なら、そこまでしなくては現状を変えることは難しいでしょう。
「このまま付き合ったらどうなるの?」既婚者同士が共依存恋愛をし続けた先の末路
不倫がバレて強制的に別れることになる
共依存になっているカップルは、お互いが冷静な判断ができない状態になっているので、不倫がバレやすいのが特徴です。
常に連絡を取り合っていないと不安になったり、危険な場所や時間でも平気で会ったりするようになるので、パートナーにバレるのは時間の問題です。
どちらかが冷静な状態になっていれば、相手の暴走を止めることができますが、2人とも不倫相手に依存していると、止める人がいないのでバレるまで付き合いを続けます。
また、依存状態になっているカップルは、一度不倫がバレてパートナーから許してもらっても、そこで不倫をやめることはほとんどありません。
アルコール依存になっている人が、お酒で失敗して警察沙汰になっても、そこで改心せずに何度もお酒の失敗を繰り返すのと同じです。
依存が強ければ強いほど、最悪な状況になるまで不倫をやめないので、お互いの家庭が壊れて、物理的に会えなくなって別れるのがほとんどです。
お互いもしくは片方がボロボロになって不倫が終わる
共依存の場合は、お互いが同じ状態で相手に依存するのではなく、DVやモラハラのように「傷つける側」と「傷つく側」に分かれることがあります。
明らかに相手を傷つける行為をしていなくても、片方が相手をコントロールして、精神的に追い詰めてしまうこともあります。
通常の状態なら、自分を傷つけたりコントロールしたりする相手とは、すぐに離れたくなりますよね。
しかし、依存状態になっていると、精神的にボロボロになるほど傷つけられても、相手から離れられずに、ズルズルと関係を続けてしまいます。
こうした関係で依存しあっているカップルは、どちらか、もしくは両方がボロボロになって日常生活が送れなくなる可能性があります。
このような状態になれば、すぐにパートナーが怪しみ始めるので、不倫がバレることにもつながります。
いびつな状態の不倫でボロボロになって、さらに家族が壊れてしまって、その後の人生に悪影響が出るほど精神的にダメージを受ける人も少なくありません。
本当に大切なものや貴重な時間を失って後悔する
依存から抜け出した人の多くは、依存状態にあった間に大切なものを失っていたことに気付き後悔します。
例えば、ギャンブルに依存してしまった人は、仕事を辞めて借金を作ってでもギャンブルを続けるので、辞められたときには負債しか残っていない状態になります。
周囲の人が頑張って、仕事で地位や収入をあげたり家族と幸せな時間を過ごしたりしていたときに、自分はギャンブルで全てを失っていれば後悔するのは当然ですよね。
ダブル不倫でも同じで、依存状態になっているときは気付かなかったのに、いざ依存から抜け出したときに、自分に何も残っていなかったということに、後悔をする人はたくさんいます。
家族との幸せな時間、子供の成長、両親への孝行するチャンスなどは、後から欲しくなっても手に入れられないものです。
家族を失わなかったとしても、不倫に使っていた時間に家族と向き合えなかったことに後悔し続ける人もいます。
あっけなく相手に振られて自暴自棄になる
共依存は、稀にある日突然相手への愛情が冷めてしまうことがあります。
原因や理由は分かりませんが、さっきまで不倫相手のことばかり考えていたのに、突然「もう、どうでもいいや」という気持ちになって、あっさり別れを選択するのです。
もちろん、あなたの方が依存していた相手に対して、急に冷めてしまうこともあります。
お互いがタイミングよく、このような状態になればキレイに別れられるのですが、ほとんどの場合で片方だけが急激に愛情が冷めてしまいます。
相手が急に愛情が冷めてしまうと、依存状態から抜け出していない方は、自分をコントロールできなくなってしまいます。
会いたくても相手から拒否されてしまうので、既婚者なのにストーカー化してしまう人も珍しくありません。
相手が冷めたことで自暴自棄になれば、当然パートナーも不倫をしていたことに気付くので、家庭が壊れてしまう可能性が高くなります。
ダブル不倫の相手から振られて、さらに家庭が壊れてしまえば、精神的にも金銭的にも大きなペナルティを背負うことになるでしょう。
別れ方を間違うと相手がストーカー化して家庭が壊れてしまう
共依存になっていると、別れ方は慎重にならなくてはいけません。
別れ方を間違うと、相手の性格や状況次第では自暴自棄になってストーカー化してしまうことがあります。
不倫相手の夫婦仲が最悪な状態で、強行的に別れ話をすると、相手はあなたに執着してしまいます。
あなたへの依存が強ければ、別れ話をしたところで付き纏われてしまうことも考えられます。
不倫がバレていなくても、相手がストーカー化したことでパートナーに不倫がバレて、家庭が壊れてしまう可能性もあります。
不倫がバレないように行動しようとしても、相手と家族の間に挟まれて、かなり苦労することになります。
共依存になっていた不倫相手と別れるときは、しっかり準備してお互いが納得して別れられるようにしなくてはいけません。
お互い離婚した後も不毛な恋愛を続けてしまう
既婚者同士が共依存状態になると、離婚になるまで不倫を続けることが多いものです。
不倫がバレてお互いが有責の状態で別れることもありますし、運良く不倫がバレていなくても、パートナーから逃げるように離婚することがほとんどです。
そのような状態で離婚をしても、依存している不倫相手と別れることはなく、不毛な恋愛を続けるカップルは少なくありません。
依存しているカップルは、お互い向上し合えるような関係になることは少なく、自分本位に相手をコントロールしようとします。
恋人が他の人と楽しむ時間を許さず束縛したり、成長するために環境を変えようとすると阻止しようとしたりすることも多いので、自由で幸せな恋愛とは程遠い状態になります。
相手を愛している間は、このような束縛も嬉しく感じるものですが、愛情が落ち着くと生きづらさを感じるようになります。
しかし、離婚をしてすべてを失っているため、相手への依存は以前より大きくなっているので、なかなか別れられず不毛な恋愛を続けることになります。
共依存不倫には早めに気付いて早めに関係解消しよう
共依存状態になっているカップルが、幸せな結末を迎える可能性はほとんどありません。
依存状態になっていると、相手のためと言いながら自分の理想通りに相手をコントロールしたがるので、お互い窮屈な恋愛を続けることになります。
周囲の人たちとの関係も悪化しがちなので、孤立してどんどん不倫相手への依存が強くなり、最悪な状態になるまで関係を続けてしまうことも少なくありません。
最悪な状況になる前に、自分たちが共依存不倫になっていないかチェックして、該当しているなら早めに関係を解消しましょう。
依存は、あなたの人生をメチャクチャにすることもあります。
そうなる前に、不幸な恋愛は終わらせて幸せな日常を取り戻しましょう。