
不倫うつは、苦しい不倫恋愛をしている人がかかりやすいうつ病の一種。
不倫恋愛では、相手を好きになればなるほど、不安や罪悪感などのネガティブな感情を抱えやすくなります。
そんなネガティブな感情が精神を蝕んでいき、うつ症状を引き起こすのが不倫うつです。
自分が不倫うつかもしれない人や、不倫うつになりそうで不安な人は、不倫うつの引き金になるものや、不倫うつの原因や症状、うつになりやすい性格やタイプなどをチェックして、現状と照らし合わせてみてください。
また、不倫うつの症状が出ていることが分かったときのために、症状を和らげる方法や、うつ症状があるのに不倫がやめられないときの対処法なども見てください。
うつの症状は、早めに対処しなくてはどんどん深刻化していきます。
この機会に、自分と向き合うのと一緒に、不倫についても考えてみてくださいね。
不倫うつを発症させる引き金になるもの
不倫を始めたときのドキドキ感
これまで、少しでもうつの傾向があった人は、不倫のドキドキ感がうつ病の引き金になることがあります。
幸せなはずの恋愛ですが、元々うつ傾向のあった人は、恋愛で感じる高揚感がダメージになることがあるのです。
恋愛が始まると、私たちの体にはフェニルエチルアミンというホルモンが分泌されます。
これは、興奮や高揚感につながるドーパミンなどの分泌を上昇させる物質なので、この効果で人は恋愛をするとドキドキするようになります。
面白いのが、いけない恋をしている人は、特にフェニルエチルアミンが多く分泌されるということ。
つまり、不倫恋愛をしている人は、高揚感を得やすい状況になるということですね。
また、フェニルエチルアミンはうつ症状を和らげたり、忘れさせるたりする効果があると言われています。
そのため、うつ傾向の人がいけない恋愛をすると、フェニルエチルアミン多く分泌されて、うつ症状が和らいでいく感覚が得られます。
しかし、それでうつ病が改善されるわけではなく、一時的に和らぐだけなので根本的な改善にはつながりません。
それどころか、不倫相手に会うとうつ症状が和らぐとなると、不倫相手に執着するようになることもあります。
自由に会えない不倫という関係ではストレスを抱えやすいので、うつが発症する引き金になることがあるということです。
長期間不倫が続き慢性的に不安や不満を抱えている
不倫関係が長く続くと、長期間に渡って不安や不満を抱え続けることになります。
長期間に渡るストレスは、気づかないうちに心を弱らせていき、気がついた時には不倫うつになっているということがあります。
割り切って、楽しく不倫をしている人ならいいのですが、罪悪感を抱えていたり、相手のパートナーに嫉妬したりしていると、ストレスはどんどん大きくなります。
また、不倫相手が不誠実な場合も、悩みを抱えながら恋愛を続けなくてはいけないので、不倫うつになりやすいでしょう。
愛されていることを実感できていれば、会えない時間も前向きに過ごせますが、そうでなければ苦しいだけの恋愛になりますよね。
この状態が何ヶ月も何年も続けば、うつ病の引き金になってしまうことも少なくありません。
不倫相手からの愛情を疑ってしまうような出来事
不倫相手からの愛情を信じられていれば、少々苦しい恋愛をしていても、精神的な負担は大きくならないものです。
しかし、相手に不信感を持ってしまうような出来事があると、それをきっかけにうつ病になってしまうことがあります。
例えば、奥さんとは上手くいっていないと言っていたのに、仲良く接している場面に遭遇してしまったり、不倫相手の配偶者の幸せそうなSNSを発見してしまったりすると、不倫相手を信用できなくなりますよね。
不倫を続けるには、最低限の信頼関係がないと、恋愛はただツラいだけになってしまいます。
不倫相手の嘘に気付いて、その後相手の言っていることが全て信用できなくなると、うつの症状はどんどん深刻になっていきます。
家族や周囲の人たちとの人間関係の悪化
不倫という不安定な恋愛をしていると、恋愛以外で関わる人たちとの不調和がうつにつながることがあります。
親しい友達とケンカをしたり、職場で人間関係のトラブルが起きたり、両親との関係が悪化したりなど、人間関係で落ち込むようなことがあると、健全な恋愛をしていても辛いですよね。
このようなトラブルが、不倫で悩んでいる状況で降りかかってくると、心がストレスを抱えきれなくなってうつの引き金になってしまいます。
また、周囲の友達が立て続けに幸せそうな結婚をするのも、うつ状態になる引き金になることがあります。
友達との関係は良好でも、幸せそうに結婚していく友達を見るのがストレスに感じて、結婚式にいくのも辛いという心境になることもあります。
このように、不倫とは無関係な人間関係の悪化が、不倫うつの引き金になることもあるのです。
忙しさによる体の疲れ
ハードな生活や睡眠不足なども、うつ病のきっかけになります。
不倫うつとは無関係のようですが、不倫で慢性的に不安や不満を抱えていると、体や精神の疲れが負担になりやすいものです。
疲れが溜まってくると、仕事や家事などへのヤル気を失ったり、すべて投げ出してしまいたい衝動に駆られたりするなどの症状が出てきたら、うつ状態になっているサイン。
また、疲れているのに眠れない人や、早朝に起きてしまう人も、うつ病を疑った方がいいでしょう。
不倫で不安を抱えている人の中には、仕事や友達との予定を入れて、忙しくしていたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、あまりにもハードな生活は、精神的な余裕を奪いストレスを増幅させるので気を付けましょう。
心が疲れているときは、適度に休息をとって心身ともに癒してあげなくてはいけません。
不倫バレたことで精神的な負担が生じた
不倫うつになる人の中には、不倫がバレたことが引き金になることがあります。
例えば、不倫がバレて払えない程の慰謝料請求をされてしまったら、どうやってお金を作ればいいのか、日々悩みを抱えることになりますよね。
支払いの内容が不倫の慰謝料ということで、両親や親しい人に相談したりお金を借りたりするのが難しいという人も多いでしょう。
そうなると、支払いの目途が立たず、精神的に追い詰められていき、うつ病につながっていきます。
また、不倫がバレた際に、相手のパートナーから罵声を浴びせられたり、周囲から冷ややかな目で見られたりするようなことがあった場合も、うつ病のきっかけになることがあります。
特に、職場で不倫がバレて、周囲の人から好奇な目で見られるようになると、精神的な負担はかなり大きくなります。
ただでさえ、不倫がバレて好きな人に会えなくなくなるツラさを抱えているのに、その他にも大きなストレスが降りかかってくれば、うつ病のきっかけになっていくのは理解できますよね。
不倫うつになるとあらわれる症状
不眠症や寝ても疲れが取れないなどの睡眠障害
うつ病の症状で代表的なものに、睡眠障害があります。
疲れているのに寝付けない。
眠りが浅く疲れが取れない。
こうした症状は、ストレスを抱えているときによく見られます。
また、どれだけ寝ても眠くて仕方ないという症状や、早朝に目が冴えて起きてしまうという症状が出る人もいます。
この症状は、新型うつに見られる症状です。
こうした症状が出始めると、日常生活にも支障が出てきて、さらにストレスを抱えることにつながっていきます。
原因不明の頭痛や動悸などに悩まされる
原因不明の頭痛や動悸も、うつ病の症状としては代表的なものです。
これまで、偏頭痛などがなかった人は、とても分かりやすい症状でしょう。
動悸に関しても、おかしなタイミングで起きるので異変に気付きやすいはずです。
頭痛や動悸がすると、女性なら生理などのホルモンバランスのせいだと片付けてしまいがちですが、あまりにも長く続く場合は、不倫うつを疑ってみた方がいいでしょう。
食欲がわかず美味しいものを食べても幸福感がない
うつ病になると、何事にもヤル気が出なくなってしまいます。
食欲も同じで、空腹感があっても食べる気になれなかったり、食べていても味が良く分からず満足できなかったりといった症状があります。
軽いストレスの場合は、食べることで満足感を得ようとするので、食欲が衰えることは少ないものです。
食欲が湧かない上に、食べいていても美味しいとおもえない場合は、不倫うつかもしれません。
過食になりどれだけ食べても満腹感がない
うつ病の症状には、どれだけ食べても満足感を得られず過食になってしまうというものがあります。
週に1日以上、苦しくなるほど食べてしまう人は、うつ病を疑ってみましょう。
過食をしてしまう人は、不安やストレスを食べることで和らげようとします。
本人にその自覚はなくても、満腹になったときにささやかな幸せを感じられるので、その幸福感を求めて過食します。
ただし、過食の怖さは食べすぎることだけではありません。
食べすぎた後に、自制できなかった自分を責めたり、増えてきた体重に嫌悪やストレスを感じたりしてしまうことで、心労はさらに大きくなります。
加えて、食べたことをなかったことにしようとして、吐いたり下剤を使ったりして、外に排出しようとする行動をし始めると、心や体の負担になります。
このように、過食をしたことでネガティブな気持ちが大きくなり、さらにストレスを増幅させてしまうという負のスパイラルができてしまうと、うつの症状は深刻化していきます。
食欲があるということは、うつではないと勘違いされがちです。
しかし、食欲を自分でコントロールできなくなってしまうのは、精神的な負担が大きい可能性が高いでしょう。
不倫恋愛以外のことに興味がなくなる
新型うつの症状には、好きなことをしているときには症状が出ないという特徴があります。
そのため、普段の生活ではヤル気が出ないのに、恋人といるときだけは症状がおさまり元気になります。
この状態が続くと、不倫相手と会っているときだけ快楽を感じられるので、どんどん相手に依存していきます。
この依存と自由に行動できないジレンマで、余計にうつ症状が悪化することもあります。
新型うつ病は、恋愛以外にもギャンブルや友達との遊ぶことはできる人もいます。
こうした行動を見ると、周りの人は「好きなことはできるのだから、怠けているだけ」「辛いのはただの言い訳」などと思われがちです。
確かに、好きなことはできるのに、したくないことは徹底してヤル気が出ないというのは、そう思われても仕方ないのかもしれません。
しかし、実際は精神的に大きな負担を抱えているので、放置しているとうつの症状は深刻化していきます。
理由がハッキリとしない不安感や焦燥感がある
不安感や焦燥感も、うつ病の症状の中では代表的なものになります。
原因がハッキリしないので、不安感や焦燥感を解決する方法も見つからず、ネガティブな気持ちはさらに大きくなっていきます。
不倫うつの場合は、不倫自体が不安につながっていることを自覚している人は多いでしょう。
しかし、焦りやイライラの正体は分からない人がほとんどです。
仕事は終わっているのに、何かやらなくてはいけない気持ちが拭えない。
なんの予定もない休日なのに、落ち着かずソワソワしてしまう。
些細なことでイライラして、それをいつまでも引きずったり自己嫌悪に陥ったりする。
こうした焦燥感や苛立ちは、うつ病の症状かもしれません。
軽微な物であれば、今日すべきことのタスクを管理して、焦る必要がないことを確認した上で、しっかり休息をとるということが必要です。
症状が深刻になっている場合は、自分でコントロールするのが難しくなるので、専門家に相談するのがおすすめです。
集中力が低下して何をしていても上の空になる
集中力の低下も、不倫うつではよく見られる傾向です。
仕事に集中できず、ミスばかりしてしまう。
友達と遊んでいても、上の空になり楽しくない。
映画やドラマを見ていても、内容がまったく入ってこない。
1日の大半を、不倫相手のことばかり考えて過ごしてしまう。
このような症状は、ただ疲れているだけだとおもいがちですが、実はうつ病という深刻な原因が潜んでいることがあるのです。
また、集中力が低下したことで、自己嫌悪になったり人間関係が悪化したりするのも、不倫うつの負のスパイラルを作り出す可能性があります。
集中力がないだけならいいのですが、それでストレスを抱えることが増えていくと、さらにうつの症状は悪化していくでしょう。
健全な恋愛をしていると、仕事や趣味、遊びへも積極的に向き合えるようになります。
信頼できるパートナーがいることで、新しいことに挑戦する勇気が出て、それに集中できるようになる人も多いものです。
しかし、恋愛以外のことに集中できなくなるのは、何か精神的な問題があるからかもしれません。
不倫相手のことを信用できず悲しさや苛立ちが募る
不倫相手のことを信用するというのは、現状を見ると難しいかもしれません。
どんなに「愛してる」と言われても、他の女性がいる家に帰っていくのですから、心から信用することはできませんよね。
しかし、大抵の人は、ある程度割り切って不倫恋愛を続けていきます。
信用はできなくても、別れられないほど相手を好きになっていれば、どこかで割り切るしかありませんよね。
それができずに、いつまでも悲しさや苛立ちが消えない人は、不倫相手への気持ちや相手の態度が原因ではなく、あなた自身が不倫うつになっている可能性があります。
自分の精神をコントロールできなくなるというのは、うつ病の症状のひとつだからです。
悲しさや不安、不満や苛立ちなどネガティブな感情が出てきたとき、人は自分で解消するための方法を見つけて行動していきます。
一時的に深刻に悩んだとしても、いつまでもネガティブな感情を引きずったままではいられないので、どこかで区切りをつけて前向きに考えるなど、自己コントロールしていきます。
うつ病になると、この自己コントロールが難しくなるので、いつまでもネガティブな感情を持ち続けます。
そのため、不倫相手とケンカが増えたり、相手の気持ちが冷めてきたりして、さらに精神的に負担を抱えるようになります。
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不倫うつになりやすく重症化しやすい人の性格やタイプ
情緒不安定で些細なことで落ち込んでしまう
些細なことで落ち込んでしまう人は、不倫が原因でうつ病になりやすい性格です。
不倫恋愛は、落ち込むことが多い関係性なので、些細なことで落ち込んでいては身が持ちません。
デートしているときに、不倫相手の子供からLINEが来た。
不倫相手が「嫁が(旦那が)」という言葉を使った。
連絡をしても、すぐに返信がない。
こうした些細なことは、不倫恋愛ではよくあることです。
しかし、それで落ち込んでしまい、いつまでも引きずってしまうようでは、精神的な負担が大きくなってしまいます。
また、恋愛以外の面でも落ち込みやすい性格によって、ストレスを抱えることが多いでしょう。
ただし、常にネガティブな考え方をする人は、それに慣れているのでうつ病につながることは少ないでしょう。
心配なのは、落ち込んだかとおもったら、不倫相手からの連絡で急にハッピーな気持ちになったり、デートしているときは不安などのすべてを忘れてしまったりするようなタイプの人です。
この情緒不安定な状態が、精神をすり減らしていくので、不倫うつになりやすいと言われています。
優しく道徳心を大切にする
そもそも、道徳心を大切にする人は不倫に手を出しません。
しかし、タイミングや出会った人によっては、自分の感情を抑えられず、不倫に走ってしまうことがありますよね。
ただ、本来道徳心の高い人は、不倫相手と会っていること自体に罪悪感を持つようになります。
不倫相手の家族だけではなく、自分の両親などにも「申し訳ない」「恥ずかしい」という気持ちを持つようになるでしょう。
いけないことをしていると分かっているのに、それをやめられない自分に嫌悪感を持つ瞬間も出てくる可能性があります。
また、友達に不倫していることを言えず「友達に嘘をついている」「友達を裏切っている」というような気持ちになる人もいます。
こうした罪悪感が、徐々に精神を蝕んでいき、気付いた時にはうつ病になっていたというケースは珍しくありません。
理想が高く他人の意見を気にする完璧主義者
完璧主義者も、うつ病になりやすいタイプです。
完璧主義者には、次のような特徴があります。
- 理想が高く自分に厳しい
- 他人の意見や評価を必要以上に気にしてしまう
- 周囲の人が自分の思うように動かないとイライラする
- 失敗すると自分を責め続けてしまう
- 責任感があり目の前のことを最後までやり遂げる
- 自分の理想と違った現実を受け入れるのが苦手
このような特徴があると、不倫恋愛を続けるのが難しいのは分かりますよね。
高い理想を持っていれば、曖昧な関係を続けるのは苦痛です。
不倫相手が自分だけを向いてくれなければ、ストレスを抱えます。
不倫していることがバレると周囲からの評価が下がりそうで、常にビクビクしている可能性もあります。
もちろん、完璧主義にも良い面はありますが、精神的にとても疲れやすい特徴なので、不倫うつになりやすいのです。
恋愛相手に嫉妬や束縛をしてしまう執着気質
嫉妬や束縛が激しい人も、不倫うつになりやすいタイプです。
そもそも、嫉妬や束縛をしてしまう人は、自分に自信がない上に、不倫相手に依存している可能性が非常に高い傾向があります。
また、精神的に幼い面を持っていることも考えられます。
この性格で、不倫という難しい関係を維持しようとすると、精神的にかなり大きな負担になります。
不倫では、相手にパートナーがいるのが当たり前なので、いつまでも嫉妬していては身が持ちません。
不倫恋愛では、いつでも連絡が取れるわけではありませんし、会いたいときに会えるわけでもありません。
不倫相手が、パートナーと一緒に行動しなくてはいけないこともあります。
そこに愛情があるかどうかは関係なく、夫婦なら一緒に何かをすることが当然のように起きてくるものです。
それに対して、毎回嫉妬していては、精神的に大きな負担を抱えることになるでしょう。
また、家庭のある相手を束縛しようとしても、それはとても難しいことです。
束縛が激しすぎると、不倫相手から嫌がられてしまうことも多いので、そこでさらに精神的負担を抱えることになります。
恋愛以外に打ち込めるものや楽しいことがない
仕事や趣味、友達との他愛もないおしゃべりなど、恋愛以外に楽しいことがないタイプの人も、不倫うつに注意が必要です。
恋愛以外で楽しみがないということは、恋愛に依存してしまうことが多いからです。
不倫恋愛に依存してしまうと、思い通りにならないことばかりなので精神的な苦痛が大きくなります。
本来であれば、不倫恋愛で抱えるツラい感情は、仕事や趣味に没頭することで解消できます。
仕事や趣味が充実しているということは、そこでの人間関係も充実していくので、不倫恋愛に依存してしまうことは少ないはずです。
友達と会って、会話をしたり笑ったりすることでも、不倫恋愛のストレスは和らいでいくでしょう。
しかし、恋愛以外に楽しいことがなければ、不倫相手に自分が抱えている苦痛を解消してもらおうとします。
普通の恋愛なら、相手もできる限りのケアをしてくれますが、不倫ではそれができないことがほとんどです。
そうなると、苦痛を解消できずにストレスが溜まっていき、不倫うつにつながっていくという流れができやすくなります。
小心者で割り切りが上手くできない
小心者の性格も、不倫を始めるとうつ病になりやすい特徴のひとつです。
「不倫がバレたらどうしよう」
「慰謝料を請求されたらどうなるの?」
「あの人って、実は私が不倫しているのを知ってるんじゃない?」
こんな不安を常に抱えていると、精神衛生上良くないのは分かりますよね。
不倫をやめられないのなら、どこかで腹を括って割り切らなくてはいけません。
そうでなくては、周囲の人たちに秘密を持ち続けるのは苦しくなってしまいます。
小心者や小さなことが気になってしまう性格の人は、この「割り切り」が苦手なので、いつまでも不倫している現状にビクビクするようになります。
不倫相手とデートしていると周囲の人のことが気になったり、友達と会話をしていると自分のことを探られているような気持ちになったりと、実態のないことに怯えるので精神がどんどん疲弊していきます。
不倫うつの症状を和らげる方法
自分の気持ちを不倫相手と無関係な第三者に聞いてもらう
不倫うつの症状が軽微な場合は、自分の気持ちを誰かに話すことで、ストレスはかなり和らいでいきます。
不倫について話す相手は、できるだけ不倫相手と接点のない人にしましょう。
不倫相手を知っている人に話すと、そこから不倫がバレてしまう可能性もありますし、今後不倫相手との付き合いがし辛くなることも考えられます。
話せる人がいなければ、カウンセラーや愚痴を聞いてくれるサービスなどを利用するのもいいでしょう。
占いなども、自分の気持ちをアウトプットするには、とても良いサービスです。
多少お金は掛かりますが、精神的に病んでしまうことを考えると、無駄ではない出費になります。
ただし、心が弱っているときは、相談相手に依存しやすくなるので、その点だけは注意しておきましょう。
特定の人に依存して、頻繁に電話やLINEをするようになると、その人の負担が大きくなりいずれ関係が壊れてしまいます。
サービスを利用する場合も、それに依存してしまうと、必要以上にお金を使ってしまう可能性もあります。
「気持ちを吐き出すだけで、絶対に依存しない」と心がけておくだけでいいので、気持ちを吐き出すときは、その点に注意しておいてくださいね。
ノートやスマホに自分の気持ちを書き出して整理する
自分の感情を文字にして視覚化するというのは、うつ病の治療でも使われています。
うつ症状が出てツラくなってきたら、あなたの気持ちをノートに書き出してみましょう。
もちろん、スマホやパソコンのノートに書いてもOKです。
とにかく、自分の気持ちや思考を文字にして視覚化します。
誰かに見せるわけではないので、支離滅裂な文章になったり、時系列がバラバラになったりしても大丈夫です。
思いついた感情をどんどん文字にしてください。
不倫相手との関係を続けて良いのか不安。
奥さんが憎い。
自分ばかりツラい恋愛をしている気がする。
このように箇条書きでいいので、自分の中の感情をどんどん出していきましょう。
文章を書くのが好きな人は、ブログなどを利用するのもいいでしょう。
正直な感情を織り交ぜながら、これまでの不倫恋愛について書いていくと、自分たちのことを客観的に見られるようになります。
感動するストーリーの映画などで涙を流す機会を作る
泣くという行為は、あなたがおもっている以上にストレスを外に排出してくれます。
特に、大人になると泣く機会がどんどん減っていきます。
無意識に、涙を我慢してしまうことも多いので、あえて泣く時間を作ってどんどん涙を流してみましょう。
感動する映画を見て号泣するのもいいでしょう。
読書が好きなら、泣けるストーリーのものを選んでじっくり味わいながら泣く時間を作るのもおすすめです。
映画や本を読んでいる時間がなければ、動画配信サイトなどを探せば、泣ける動画がたくさん出てきます。
このとき大切なのは、絶対に涙を我慢しないということです。
キレイに泣こうとする必要もありません。
グチャグチャになっていいので、反応するままにどんどん泣きましょう。
涙が落ち着いた頃には、気持ちがかなりスッキリしているはずです。
健康的なライフスタイルに変えて体を整える
心が弱っているときは、先に体を整えるのもおすすめです。
体が緊張していると、心の状態まで張りつめてしまうものなので、ストレッチやヨガなどで体を緩ませてあげると、心も一緒に緩んでいくのが分かります。
また、日光を浴びるのもうつ病には効果的です。
紫外線対策をしっかりして、散歩をしたり公園でゆっくり過ごしたりするとモヤモヤした気持ちがスッキリします。
外に出る元気が出なければ、部屋の中で陽が当たる場所を探して、そこでのんびり過ごすのもいいですね。
また、うつ病に効果があると言われている代表的なもので有酸素運動があります。
うつ病になる仕組みのひとつが、セロトニンという物質の分泌量が減ってしまうことです。
その、セロトニンの分泌を促すのが有酸素運動です。
ただし、ストレスを感じるようなランニングなどは控えてください。
気持ちよくできる範囲で、ウォーキングや踏み台昇降、軽いダンスなどを生活に取り入れてください。
外に出たくない場合でも、自宅でできる有酸素運動を見つけて、できる範囲でやってみることをおすすめします。
予定を詰め込んで忙しい日々を送る
暇な時間は、うつっぽい気持ちを増幅させると言われています。
そのため、暇な時間を作らないようにするというのも、うつの症状を和らげる方法のひとつです。
忙しくするというと、人と会ったりどこかに出かけたりすることばかり想像するかもしれません。
しかし、自分自身にアポを取るというのも、暇な時間を作らないことにつながります。
例えば「自宅に帰って英語の勉強を一時間する」というのは、自分にアポを取り予定を埋めることにつながります。
「1時間、じっくりお風呂に入って汗を流す」などの予定も、暇を潰すには良いスケジュールですね。
このように、誰かと無理して会うことばかりが、暇を潰すことではありません。
もちろん、どこかに出かけて人に会うのは、不倫うつにならないようにするためには必要なことです。
ただ、少しでもうつ症状が出ているときは、出かけること自体苦痛になっていることもありますよね。
そんな人は、上記のように自分にアポを取って予定を入れるだけでいいのです。
とにかく、何もしない時間というのを作らない工夫をしましょう。
もし、忙しくすること自体がストレスになるようなら、予定は入れずにゆっくりすることも大切なので、あなたの心と相談しながら決めていきましょう。
腹をくくって最高な結末の準備をして最悪な状況に備える
不倫相手とどうしても別れられないなら、腹をくくって現実に向き合うことも必要です。
不倫がバレると、不倫相手野パートナーから慰謝料を請求されることが想定されますよね。そのときのために、慰謝料のための貯金を始めておくと必要以上の不安を抱えることがなくなっていきます。
慰謝料が必要なければ、そのまま貯金になるので損をすることはありませんよね。
不倫相手と一緒になれても、離婚直後は金銭的に不安定になってしまうことがあります。
そのために、あなたが今以上に高待遇の職場に転職したり、副業を始めたりして経済的にしっかり自立しておくのもいいですね。
相手を夢中にさせるために、自分磨きに没頭するのもひとつの方法です。
これを実行する場合は、このまま突き進んで後悔しないかじっくり考える時間を設けてくださいね。
不倫相手と一緒になれても、あなたが罪悪感に押しつぶされてしまったら、必ず後悔して幸せな恋愛はできなくなります。
また、一緒になれなかったときのために、不倫相手にだけ時間を使うのはやめましょう。
不倫では、お互い深い愛情を持っていても、一緒になれないことがあります。
どうしても、相手が離婚できなかった場合は、いつか諦めなくてはいけないときがきます。
そこまでの想定をした上で、腹を括って不倫恋愛に向き合うようにすると、過剰なストレスはなくなっていきます。
うつ症状があっても不倫がやめられない場合の対処法
専門家に相談してうつの根本的な治療をする
うつ症状が深刻になっているのに、どうしても不倫がやめられない場合は、まずは専門家に相談してみましょう。
不倫うつになっている可能性があるのに、安易に友達に相談して、心ないことを言われたことで症状が悪化するということはよくあります。
しっかりとした専門家であれば、あなたの心に寄り添う的確な対処をしてくれますよ。
専門家を探す場合は、クリニックだけではなく不倫や恋愛専門のカウンセラーなどがいないかもチェックしてみてください。
あなたの悩みに特化したところであれば、より的確なアドバイスや治療を受けられるでしょう。
注意点としては、受診する前にしっかりクチコミを確認することです。
専門家とはいえ、クチコミの悪いところを選んでしまうと、症状が改善されないことがあります。
また、うつ状態になっていると、頭が混乱して上手く自分の気持ちや症状を、専門家に伝えられないことがあります。
相談するときは、事前に自分の症状を紙に書き出しておくと適切に治療ができるようになります。
不倫相手に相談して今後のことを決める
自分が今後どうしたいのかすら分からない状況は、とても大きなストレスになります。
不倫相手の家庭を壊してでも一緒になりたいのか、できることなら忘れたいのか、自分の気持ちが明確にならなければ、どう動いていいのか分からず苦しくなりますよね。
このストレスを解消するために、まずは自分の行くべき方向をハッキリさせなくてはいけません。
不倫うつになるほどなら、自分だけで考えていても答えが出ないということなので、不倫相手に相談して反応を見るのも、自分の気持ちを明確にするひとつの方法です。
不倫相手に相談したとき、相手が思いやりのない対応をするようなら、不倫を続けていること自体があなたを今後も苦しめることがわかりますよね。
本当にあなたを愛してくれる人なら、不安を解消できるよう行動したり今後のことを話し合ったりしてくれるはずです。
そんな面倒なことを避けて、あなたにだけ負担を強いるような人なら、離れるための行動を起こしていくしかありません。
不倫以外の時間を充実させる工夫をする
不倫うつになっていると、他のことに集中できないことが多いでしょう。
やる気が出なくて、取り掛かるのも面倒になってしまうこともありますよね。
しかし、不倫以外の時間を充実させなくては、いつまでも不倫恋愛に依存した状態から抜けられず、苦しい日々を送ることになります。
まずは、自分ができることがないか考えて、実行できることからやってみましょう。
外に出たり誰かに会ったりするのが億劫なら、スマホゲームでも良いですし、動画を見ながらヨガをするのも良いですね。
モノづくりが好きなら、ハンドメイドを始めてみると、そこから世界が広がっていくこともあります。
ネットで、あなたが少しでも興味をそそられるものがないか探してみましょう。
外に出て1人で楽しめるものとしては、カフェや雑貨屋巡りやカメラなども楽しいでしょう。
神社や仏閣、パワースポットなどを巡ったり、森林浴をしたりするのもおすすめです。
無理せずできるものを見つけて、とりあえずやってみて、自分の感情がどう変化しているかチェックしてください。
少しでも軽くなっていれば、それを続けることでうつの症状は軽くなっていきます。
心が軽くなり冷静な判断ができるようになると、不倫相手との今後についても冷静に考えられるようになりますよ。
親身になってくれる人との時間を大切にする
不倫相手以外で、あなたが大切だとおもっている人との時間を作るのも、不倫うつの改善には有効です。
うつになってしまうような苦しい不倫から抜け出せないのは、人間関係が極端に狭くなっていることが考えられます。
不倫を楽しんでいる人は良いのですが、そうでない人は不倫相手以外の人との人間関係を一度振り返ってみて、大切だと思う人たちと会ってみるといいでしょう。
自分のことを愛してくれる人や、大切におもってくれている人の存在は、あなたの気持ちを軽くしてくれますし、不倫相手だけが自分のすべてではないことが分かってきます。
不倫をやめるために環境を変える
少しでも不倫をやめたいとおもっているなら、思い切って環境をガラリと変えてしまうのもおすすめの方法です。
可能であれば、できるだけ遠くに引っ越して、不倫相手との接触の一切を断ち切るのがベスト。
引っ越しをすると、それだけで忙しくなるので、不倫相手のことを吹っ切る良いきっかけになるはずです。
転職なども、気持ちを切り替えるには良い行動です。
ただし、この方法は精神的に余裕がなければ難しいので、他の解消法を実践してうつ症状が軽くなってから実行してくださいね。
実際に、環境を変えて不倫をやめてから、嘘のように心が軽くなったという人はたくさんいます。
あれほど、離れたくないとおもっていた相手なのに、離れてみたらスッキリしたという恋愛は、不倫だけに限らずよくあります。
少しでも不倫に後ろ向きな考えを持っていたら、思い切った行動を取って、今後の人生を充実させることに集中した方がいいでしょう。
不倫相手以外の異性と積極的に交流する
不倫相手となかなか別れられなければ、付き合ったままでいいので、不倫相手以外の異性と積極的に関わるようにしてみましょう。
彼氏を作ろうとしても、好きな人がいる状態では難しいはずなので、異性の友達を増やすという感覚で交流してみてください。
他の男性と会っていると、相手の良い所も見えますが、逆にズルい所や悪い所も見えてきます。
そうすれば、客観的に不倫相手を見れるようになるので、ツラい感情が軽減することもあります。
人と会うのがツラい精神状態なら、ネットを活用してください。
SNSで他の男性の投稿を見るようにしたり、メールやコメントなどでやりとりをしたりするだけでもOKです。
異性の友達をたくさん作って、不倫相手以外の人間関係を充実させていくと、現状を冷静に見られるようになりますよ。
うつ症状がでたら不倫との向き合い方を見直そう!
うつ症状が出ているということは、厳しい言い方になりますが、今の不倫恋愛はあなたにとってマイナスになっているということです。
充実した恋愛をしていれば、うつ症状が出てくることがありません。
大きな不安や不満を抱えていたり、不倫相手に不信感を持っていたりするからこそ、心が無理をしてうつ症状につながっているのです。
少しでもうつっぽい症状出ていたら、不倫相手との関係を見直してみてください。
すぐに別れる決断をしなくていいので、恋愛以外のことを充実させて、心を立て直していくと冷静になれます。
うつ病は、一度なってしまうと今後の人生に悪影響を及ぼすことがあります。
症状が深刻化する前に、不倫との向き合い方を一度見直してみてくださいね。