
既婚者との不倫は、バレる危険と常に隣り合わせです。
不倫がバレることを「天国から地獄に落ちる」という表現をしますが、本当にその言葉通りになってしまうことは珍しくありません。
現在不倫をしているなら、バレるとどんな結末を迎えるのか、体験談を参考に理解しておきましょう。
男女別やダブル不倫など、状況別で負うべき代償も詳しくご紹介しているのでチェックしてください。
リスクが分かっていれば、これから気を付けるべきことなどが分かるので、修羅場を防ぐことができます。
また、不倫が分かった奥さんの報復手段や、訴えられたときにすべきこともまとめているので、万が一に備えるために事前に理解しておくといいでしょう。
現時点で不倫がバレていない人も、今現在不倫がバレてパニックになっている人も、不倫の代償について知識を深めて、今後の参考にしてくださいね。
人生修復不可能になった…最悪な不倫の代償体験談
調子に乗りすぎて友達や家族と疎遠になった

当時の私は、不倫がいけないことという意識がかなり低かったです。友達にも普通の恋愛のように話していたし、姉にも不倫のことを話していました。みんなから別れろと言われましたが、軽く考えていたのです。付き合って1年くらい経ったときに、彼の奥さんに不倫がバレて慰謝料を請求されました。それを周囲の人に話しても、みんな冷たい反応でした。当然ですよね…。慰謝料を支払うために、本業とは別にバイトを始めたこともあり、時間がないからかもしれませんが、友達との付き合いはほとんどなくなりました。たぶん、避けられているのだとおもいます。今思えば、堂々と不倫恋愛の自慢をして慰謝料を請求されるなんて最低な奴ですよね。彼とも別れたし、姉からも距離を置かれていて孤独感で苦しいです。(24歳・サービス業)
不倫の恋は、秘密にしておくのが鉄則です。
奥さんにバレやすくなりますし、不倫を心よくおもわない人も多いからです。
友達だからと安心して不倫の話しをしていると、距離を置かれるようになるのも仕方のないことです。
もし、現在不倫をしているなら、友達や家族には話さない方がいいでしょう。
軽い気持ちで話したことで、大切な人たちからの信用を失うことがあるので注意してください。
社内不倫がバレて大好きだった仕事をやめた

新卒で入った会社で上司の彼と出会い、入社1年で不倫が始まり、付き合いは2年ほど続きました。仕事にも慣れて、彼との関係も楽しく充実しているとおもっていたのに、彼の奥さんに不倫がバレてしまいました。会社では完璧に隠せていましたが、奥さんが会社に不倫のことを伝えたことで、社員はもちろん社長にまで不倫をしていたことが伝わってしまいました。会社からは厳重注意だけでしたが、何もなかったように働けるわけがありません。不倫がバレた2週間後に、私は会社を辞めて彼とも別れました。好きな仕事だったし、職場の人間関係も良かったのに、入社3年目で退職しました。彼との別れもツラかったですが、好きだった仕事や会社を辞めることになったのが、今の私には大きな代償です。不倫が終わってからは、なかなか仕事が続かず、今はアルバイトをして実家で生活しています。(26歳・アルバイト)
社内不倫は、バレたときの代償がかなり大きなものになります。
慰謝料を請求された上に、仕事まで失うことになれば、金銭的に大きな負担を抱えることになります。
自己都合で会社を辞めると、その後の転職にも悪影響になることがあるので、不倫の代償が後を引きやすいのも特徴です。
早く働いて慰謝料を払いたいのに、働く場所が見つからないというのは大きなストレスになりますよね。
社内不倫を続ける場合は、絶対にバレないような対策をしなくては、人生が一変してしまう可能性もあるので注意が必要です。
もし、社内不倫中の彼と別れられなければ、転職先を探しておくのも危険回避の方法のひとつです。
お互いほんの息抜きのつもりのダブル不倫だったのに…

体力作りのために入会したジムで、ある既婚男性と仲良くなり、半年くらい経ってから不倫関係になりました。ジムに行くの日を合わせて汗を流し、その後デートするというのが定番。彼も既婚者だったので、お互い息抜きという感じのお付き合いでした。不倫が始まって1年くらい経ったときに、旦那から突然離婚を言われました。ジムの男性との関係を知られて、しっかり証拠も握られていました。彼の方は、旦那が慰謝料請求したことで不倫がバレましたが、離婚にはなりませんでした。私は離婚になり、彼とも別れて1人になりました。子供はおらず、私は仕事もしていたので、離婚しても何とか生活できましたが毎日ツラいです。旦那が嫌いだったわけじゃないので、どうして軽い気持ちで不倫をしてしまったんだろうと、毎日悔やんでいます。(29歳・不動産関係)
ダブル不倫がバレると、2つの家族に影響が出るので、軽い気持ちで関係を続けるのは危険です。
関係を続けたい場合は、絶対にバレない対策をしなくては後悔することになります。
特に、今の家庭に大きな不満がなければ、怪しまれるような行動をするのはNGです。
体験者は、彼に会えるという嬉しさから、ジムに行くのにウキウキして出かけたり、やたらとジムの時間が長かったりしたのでしょう。
こうした小さな変化でも、パートナーが不倫を怪しむきっかけになります。
奥さんが実家に来て暴れて家族みんなで引越しをした

実家住みだった私は、上司と不倫をしていたのが奥さんにバレてしまい、慰謝料の請求などをされました。彼とは同じ職場だったので会社もやめました。色々大変でしたが、一番辛かったのは奥さんが実家に怒鳴り込んできたことです。突然実家にやってきた奥さんは、玄関先で私を大声で罵倒したのです。マンションだったので、近所の人たちが出てきて大変な騒ぎになりました。奥さんを一生懸命なだめましたが「この女、私の旦那を寝取ったんですよ」「うちは、3歳と5歳の子供がいるのにボロボロだ」などと大声で叫び続けました。こんなに奥さんを精神的に追い詰めてしまった自分が、本当に情けなく申し訳なかったです、そんな騒動を起こしてしまい、近所の目に耐えきれず両親も私も引っ越しました。両親が住みなれていた場所だったので、その罪悪感に今も苦しんでいます。今となっては、みんなを傷つけて自分は何をしたかったんだろうと悔やむばかりです。(26歳・サービス業)
不倫で引越しまでしたという人は、意外と多いものです。
不倫相手と家が近い、奥さんに自宅の場所を知られている、周囲の人に不倫がバレているなど、理由はさまざまです。
仕事を失うだけでも大変な状況になるのに、家の引越しまで必要になるのはかなりのストレスになりますよね。
不倫相手の家族を深く傷つけているので、代償があるのは仕方のないことなのですが、最悪な状況になる前に対策をしなくては、その後の人生に悪影響が出てしまうことがあります。
奥さんにバレた途端に彼が豹変して不倫を後悔

同級生と不倫を始めて3ヶ月ほど経ったとき、突然彼の奥さんから電話があって不倫がバレたことを知りました。LINEを見られたとのことでした。言い逃れできそうになかったので、数回会ったことを正直に話しました。不倫の時期が短いこともあり、慰謝料は50万円請求されました。もちろん、彼夫婦は再構築をするとのことで、二度と彼に会わないことも約束しました。数日後、彼に連絡をすると、今までとは別人のような彼の口調に驚きました。とても迷惑そうな口調で「もう電話してくるな」と怒られました。不倫中は、私をすごく褒めてくれていました。奥さんより好きだとも言ってくれました。それなのに、不倫がバレた途端に人が変わった彼がショックです。不倫なんてした自分が悪いのは分かっていますが、大好きだった彼を失っただけでなく、楽しかった彼との思い出も失って、すごく苦しいです。不倫が終わって1年ほどになりますが、男性には裏があるような気がして恋愛ができません。(25歳・医療事務)
慰謝料を請求されるのも大きな代償になりますが、愛し合っていたはずの不倫相手を失うことも、人によっては大きな代償になります。
不倫相手と会えなくなることもツラいですが、不倫相手から裏切られるのもツラいものです。
男性の中には、不倫がバレた途端に性格が豹変する人もいるので、慰謝料などの代償を払った上で彼に裏切られる可能性があるのも理解しておくといいでしょう。
立場や状況によっても不倫の代償は違う!男女別やダブル不倫など状況別で負わなければいけない代償とは
独身女性×既婚男性の不倫【独身女性側】
不倫をした独身女性の代償として、一番分かりやすいものが奥さんへの慰謝料の支払いです。
社会人経験の浅い人にとっては、まとまっとお金を請求されるのは、かなりツラい代償になるでしょう。
ただ、独身女性にとって、まとまったお金以上に大きな代償になるのが時間を失うことです。
特に、20代~30代前半の結婚適齢期中に長期間不倫をしていた女性は、婚期を逃してしまうことが多く、それを後悔する人もたくさんいます。
お金なら、後から頑張って稼げばいいことですが、時間はどう頑張っても戻ってきません。
これは、大きな代償と言っていいでしょう。
また、既婚者は自分を偽って付き合うことが多いので、実際の人物より素敵に見えるものです。
既婚者は、身の回りのことを奥さんがしてくれることが多いので、常に身綺麗で清潔感がありますし、女性慣れしていて立ち回りもスマートに見えます。
将来一緒に過ごすことを想定していない人も多いので、女性に対して口うるさく言うこともありませんし、どんなことでも優しく受け入れてくれます。
幻想であっても、こんな完璧な男性と付き合ってしまうと、普通の男性と付き合うのが難しくなります。
こうしたことも、今後の恋愛に影響を与えるので、大きな代償になることがあります。
独身女性×既婚男性の不倫【既婚男性側】
独身女性と不倫をしていた既婚男性も、奥さんから慰謝料を請求されることがあります。
これは、離婚するしないに関わらず、奥さんには請求する権利があるので、不服なら話し合いや裁判が必要になります。
それ以上の代償としては、奥さんはもちろん自分の両親や周囲の人からの信用を失った上で、離婚になることです。
奥さんに愛情がある場合は、離婚こそが大きな代償になるでしょう。
子煩悩な男性にとっては、子供と離れることもツラい代償です。
また、社内不倫をしていた場合は、会社から何らかの処罰が下ることもありますし、好奇な目にさらされることに耐えられなくなり、自主退職を選ぶ人もいます。
家庭や仕事を失うのは、既婚男性にとって大きな不倫の代償になります。
さらに、自分の不倫でバツイチになると再婚にも悪影響になるので、その点も既婚男性にとって今後障害になることがあります。
独身男性×既婚女性の不倫【既婚女性側】
既婚女性の背負う大きな代償としては、家庭が壊れることでしょう。
夫が不倫に気付いて慰謝料請求されるのはもちろんですが、不利な状態で離婚することになるので、財産分与などの面でも意見が通らないことが多くなります。
経済的な負担を抱えた状態での離婚も、女性にとってかなり大きな代償になります。
再構築をするにしても、しばらくは苦しい日々を送ることになります。
旦那を心配させないように行動しなくてはいけませんし、旦那から不倫を責められても文句が言えなくなります。
自業自得と分かっていても、針のむしろのような生活は、大きなストレスを抱えることになるでしょう。
離婚をするにも再構築をするにも、既婚女性が不倫で背負う代償は大きいものになりますね。
さらに言えば、不倫で金銭的な負担を抱えた状態で離婚をすると、再婚をするのにも不利になりやすいものです。
このような面でも、既婚女性は数多くの見えない代償を背負うことになります。
既婚者×既婚者
既婚者同士の不倫は、2つの家庭に影響が出るので代償も2倍になるので、慰謝料も自分のパートナーと相手のパートナーの2人から請求されることになります。
慰謝料の相場は、100〜300万円なので2倍になると相当な額になるでしょう。
どちらかが再構築した場合でも、数十万円の慰謝料は覚悟しておかなくてはいけないので、金銭的な負担は大きくなります。
また、家庭を失ってしまうことも、既婚者には代償と言えるでしょう。
元々、離婚を考えていた場合は、良いきっかけになることもありますが、不倫がバレてペナルティを負った状態で離婚するのと、話し合いでお互い納得して離婚をするのには、かなりの違いがあります。
さらに、不倫がバレたことでお互いが離婚して、その後再婚した場合も、結婚生活が上手くいかないことが多い傾向にあります。
金銭的に余裕がない状態で結婚するのも理由のひとつですし、不倫をしていた時と現実が違いすぎることが、不仲の理由になることも多いようです。
不倫中は、お互いが自分の良い所しか見せないので、よほど気の合うもの同士でなければ、不仲になるのは当然ですね。
こうした離婚後のことも、広い意味で代償だと言えます。
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「浮気相手を破滅させてやる」不倫を知った奥さんが代償を払わせるために報復する手段
慰謝料を請求して金銭的な負担を背負わせる
不倫の慰謝料というのは、奥さんが浮気相手にする定番の制裁です。
不倫の証拠を手に入れて、浮気相手が特定できれば、多くの奥さんは浮気相手に慰謝料という形で償いを要求します。
慰謝料の相場は100~300万円程度ですが、不倫が長期にわたる場合や悪質なケースでは500万円ほど請求されることもあります。
離婚をしない場合は、数十万円で済むケースもありますが、奧さんの感情次第では100万円以上の請求額になることもあります。
ただし、再構築を考えている奥さんは、夫との今後の関係のことを考えて、すぐには慰謝料請求しないケースもあります。
浮気相手に慰謝料を請求して、夫との関係が悪くなるのを防ぐためです。
しかし、不倫の慰謝料請求ができる時効は「不倫の事実を知ってから3年」となっているので、再構築が上手くいかなくなったときに慰謝料を請求されることも考えられます。
不倫が発覚した直後に慰謝料を請求されなかったとしても、数年後に突然内容証明が届くこともあるので、事項になるまで油断はできません。
浮気相手の両親に連絡し不倫を暴露する
奥さんの怒りが不倫相手に向いた場合は、両親に不倫の報告をするという報復をされることがあります。
この場合、奥さんが報復や復讐として両親に暴露しているなら「名誉棄損」や「侮辱罪」などの罪に問われることがあります。
しかし、ほとんどのケースでは「娘さんに不倫をやめるよう指導してください」という苦情のような形で暴露されます。
他にも、慰謝料を払い終えるまでの監視役をお願いすることもあるでしょう。
このような理由なら、奧さんが罪に問われることはほとんどありません。
両親の性格にもよりますが、不倫をしていたことがバレると、その後の親子関係が悪化することもあるでしょう。
両親に不倫を暴露されるのは、状況次第で慰謝料よりも大きな代償になりかねません。
浮気相手の会社に不倫を暴露して社会的制裁を下す
社内不倫の場合は「風紀の乱れに対する指摘」という建前で、奥さんから会社に不倫を暴露されることがあります。
怒った奥さんの中には、夫と別の会社で働いている浮気相手の会社に出向いて、わざと問題を起こす人もいます。
この場合は、奧さんの方が過激な報復をしていることになるので、逆に法的に処罰される可能性があります。
ただし、奥さんに非があったとしても、不倫の事実を会社に知られてしまうので、居辛くなることは必須でしょう。
仕事に対して重要性を感じていなければ、退職するのはそれほど痛手にはなりません。
しかし、努力して入った会社や、理想通りの職場環境だった場合には、不倫で会社を追われるのはツラいものです。
離婚を渋っている夫とのLINEや電話を転送する
不倫相手への精神的な報復として、夫とのLINEのスクリーンショットを浮気相手に送る奥さんもいます。
既婚男性の中には、奥さんへの不倫の言い訳として「まだ君を愛しているから離婚はしたくない」「不倫相手なんてただの遊びだ」などのLINEを送ることがあります。
こうしたやり取りを浮気相手に送って、夫の本音を浮気相手に暴露します。
浮気相手は、慰謝料を請求された上に、信じていた既婚男性には裏切られるという、精神的にツラい報復を受けることになります。
LINEが本心なのかどうかは人それぞれですが、不倫がバレた男性は、妻の怒りを鎮めるために色んな言葉を使います。
そうだと分かっていても、実際に奥さんとのやり取りを見せられるのは、とてもツラいものです。
幸せな家族に戻り浮気相手の入る隙を与えない
離婚するつもりのない奥さんは、浮気相手を責めるのではなく、自分たちが幸せになることを報復と考えることがあります。
多くの女性は、夫が不倫をしていたとなると、怒りに任せて行動したり浮気相手を傷つけるような報復をしたりします。
しかし、プライドの高い女性や子供が居て離婚は絶対にしないと決めている女性などは、浮気相手への報復をマイナスだと考える傾向があります。
浮気相手に報復すれば、夫の愛情が浮気相手に向いてしまうので、あえてそれを避けようとするのです。
不倫を機に幸せな家庭を再構築できれば、浮気相手にとって大きな代償にすることができます。
浮気相手にとっても、自分は慰謝料まで払った上で捨てられたのに、彼の家族は幸せになっているという状態は精神的にツラくなるでしょう。
離婚せずいつまでも浮気相手が結婚できない状況をつくる
不倫がバレたことで、旦那が離婚を切り出してきたとしても、浮気相手との再婚を阻止するために離婚をしない奥さんもいます。
また、結婚をしていれば、既婚男性は家庭に生活費を入れる義務が発生するので、経済的に苦しめるという報復もできます。
どんなに一緒に居ても結婚できないということと、経済的に思い通りにならないということは、旦那と浮気相手を不仲にさせる方法のひとつです。
彼との結婚を考えていた女性にとって、奥さんが離婚をしてくれないというのは、かなりの代償になります。
女性の年齢が上がっていけば、結婚や出産への焦りも出てくるので、黙っていても旦那から離れていくことが予想されます。
奥さんから訴えられた時にまず最初に考える事ややるべき事
パニックにならず現状を冷静に把握する
彼の奥さんに不倫がバレて、訴えられるということになれば、誰もがパニックになってしまいます。
しかし、慌てたり焦ったりしても、状況が好転することはありません。
まずは、奥さんの要望を冷静に受け止め、自分だけで対応できるのかを考えてください。
自分で対処できるようなら誠意を持って対処し、自分だけでは難しい場合は、助けてもらえる人などに早めに相談しておきましょう。
請求された慰謝料の支払いが難しいなら、離しにくくても早めにご両親に相談しなくてはいけませんし、銀行などで借り入れができるのかを調べなくてはいけません。
奥さんによっては、慰謝料以外のことを要求してくることがあります。
社内不倫をしているなら、会社をやめて欲しいと要求されることもありますし、家が近い場合や夫が何度も自宅を訪問している場合は、引越しして欲しいと要求されることもあります。
こうした要求があったら、慰謝料とは別の費用が必要です。
ただし、要求があまりにも無謀な場合は、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。
とにかく、訴えられたときにまずやることは、あなたが冷静になることです。
自分が慰謝料請求の対象なのか確認する
不倫相手の奥さんに慰謝料を請求されると、気が動転して言われるままに慰謝料を払ってしまいがちです。
しかし、不倫といっても慰謝料の対象にならないケースも稀にあるので、あなたが請求されるべき対象なのかどうか知らなくてはいけません。
あなたが、相手を既婚者だと知らずに付き合っていた場合や、確実に既婚男性夫婦の関係が破綻していた場合は、慰謝料請求の対象にならないことがあります。
もし、自己判断が難しいとおもうなら、住んでいる地域の法テラスや弁護士の無料相談などで相談してみましょう。
また、慰謝料の対象でも、既婚男性の夫婦関係次第では、慰謝料の減額ができる可能性もあります。
不倫は、決して許されることではありません。
しかし、必要以上の金銭や要望を受け入れるのは、また別の問題です。
負い目があるからといって何でもかんでも受け入れず、要求されていることが妥当なのか、しっかり判断してください。
あまりにも理不尽な要求をされたら専門家に相談する
奥さんからの要求が、あまりにも理不尽だと感じたら、すべてを受け入れずに専門家に相談しましょう。
住んでいる地域に設置された法テラスなどを利用すれば、相談が無料、または低額でできるので、すぐに調べてみてください。
また、弁護士事務所でも最初の相談が無料のところもあるので、知識をつけるためにも専門家に相談して、要求が適正なのかどうか、減額できる方法はないのかを相談してください。
不倫は、確かにやってはいけない行為です。
お金に余裕があれば、奥さんにできるだけ謝罪の意思として高額な慰謝料を払いたいという人も多いでしょう。
しかし、あまりにも高額な慰謝料請求や、現実的ではないペナルティに応えるのには限界があります。
自分だけで解決が難しい場合は、専門家に相談して力になってもらってください。
ただし、奥さんに対して「弁護士さんがあり得ないと言っていました!」などと勝ち誇ったように伝えて、感情を逆なでするのはやめましょう。
問題がさらにこじれる原因になります。
誠意をもって謝罪し反省の意思をしっかり伝える
奥さんの報復がどんな形であれ、不倫で相手を傷つけたことは変えられない事実です。
それを理解して、奥さんには誠心誠意謝罪の意思を見せてください。
自分が同じことをされたらと想像すれば、自然と申し訳ない気持ちが湧いてくるはずです。
ただし、自分の謝罪したい気持ちを相手に押し付けるのはいけません。
奥さんが「顔も見たくない」と言っているのに、自己満足のために会いに行って謝罪しても、奥さんをさらに傷つけて不幸にするだけです。
不倫がバレたら、奥さんの意思に従い、自分の気持ちを優先させないようにしましょう。
裁判になったり話がこじれそうになったりしたら弁護士をつける
裁判になれば、平日に会社を休んで裁判所に行かなくてはいけなくなります。
話し合いで終わらせようとすると、上手く交渉できず高額な慰謝料を払わなくてはいけなることもあります。
そうならないためにも、裁判になったり話がこじれそうになったりしたら、少々高額になりますが弁護士に交渉を依頼した方が、解決が早まることが多いものです。
解決が早まるだけでなく、慰謝料が減額になるケースも少なくありません。
自分の手に負えないと思ったら、一時的に弁護士費用が必要になっても、最終的には支払う額が少なくなることがあるので検討してください。
その場合は、事前にしっかり弁護士さんと相談し、支払いが高額になりすぎないように注意してください。
訴えられたらすぐに不倫関係を解消する
奥さんを一番怒らせるのは、1度目の不倫発覚時ではなく、訴えて不倫問題が解決した後も会っているのが分かったときです。
これは、奥さんの感情を逆なでする行為なので、1度目は手加減してくれた人でも、2度目は徹底的に攻撃してくる人が少なくありません。
反省していると言って謝罪してきた人が、また同じことをしていると分かったら、あなたも怒りが湧いてきますよね。
これ以上悪い状況にならないためにも、不倫がバレたら、どんなに既婚男性を好きでも、キッパリ諦めて会わないようにしてください。
不倫は、どうしてもやめられなくなってしまう人も多いので、彼に会いたくてたまらなくなったときの対策をしておくといいでしょう。
奥さんからの報復がありツラい状況だからこそ、好きな人に会いたいという気持ちになるかもしれません。
しかし、この状況は自分が招いたことなので、しっかり自分で償い反省してから、次の新しい恋愛に進みましょう。
修羅場から人生崩壊に…家庭を壊した罪悪感に耐え切れなくなった時の対処法
不倫の修羅場に関係した登場人物を客観的に見てみる
不倫の償いが終わっても、相手の家族に申し訳ないという気持ちが消えず、毎日暗い気持ちになってしまうことがあります。
しっかり反省するのは良いことですが、しっかり償いをしているのなら、後は前向きに生きるしかありません。
もう起きてしまったことを、後になってウジウジと考えても誰も幸せになりません。
どうしても、罪悪感が拭えない場合は、不倫に関する登場人物を客観的に見てみましょう。
まず、不倫はあなたが相手を脅して始めたことでしょうか?
当然そんなことはなく、相手の男性もノリ気だったはずです。
相手の方からアプローチされたという人も多いでしょう。
その背景には、夫婦間のストレスもあったはずですが、これはあなたには無関係なことです。
このように、自分という視点ではなく、第三者として登場人物のことを考えると、あなただけが一方的に悪かったわけではないことが分かります。
誰だって、不倫をしたくてするはずがありません。
既婚男性を好きになって、そうしても気持ちが抑えられなくなってしまったという人がほとんどです。
それを、いつまでも悩み続けるのではなく、今後の自分の行動に活かしてくださいね。
他人に貢献したことを毎日紙に書き出す
不倫で罪悪感を持ち続ける人は、自己肯定感が低くなっている可能性があります。
自分を認めてあげられない、自分を愛してあげられない、という状態になると、いつまでも自分を責めて暗い毎日を送ることになります。
これは、不倫の反省とは別の問題なので改善しなくてはいけません。
人を傷つけた罪悪感が消えなければ、自己肯定感を挙げるために、誰かに貢献して感謝される経験を増やしていきましょう。
また、感謝されるようなことをするだけではなく、それを日記やスケジュール帳に書くようにしてください。
「ありがとう」と言われたことを紙に書き出していると、自己肯定感が高まります。
他にも、自己肯定感を高める方法はたくさんあるので、本やネットで調べて実践してください。
過去に囚われていても意味がないことを理解する
罪悪感を持ち続けていると、無意識に自ら不幸になるような選択をするようになります。
「自分だけが幸せになってはいけない」
「こんな自分を愛してくれる人なんていない」
「あんなにひどいことをした自分はこれから不幸になるはずだ」
こうした考え方に支配されると、望んでいる訳ではないのに、幸せになれる選択から逃げ出すようになるのです。
具体的には、素敵な男性があなたにアプローチしてくれても「彼に私みたいな女は釣り合わない」と思って、アプローチを断ってしまうようになります。
それなのに、自分を不幸にするような男性に惹かれてしまい、ツラい状況が自分にふさわしいと無意識に思うようになります。
あなたが不幸になろうと幸せになろうと、不倫で壊れた家庭が元に戻ることはありませんし、彼や彼の家族が幸せになることもありません。
ストレートに言ってしまえば、過去のことで罪悪感を持ち続けてあなたが不幸になったとしても、まったく意味がないということです。
そればかりか、あなたを大切に思っている両親や友達などを、新たに不幸にしてしまう可能性があります。
誰かを傷つけた罪悪感で、他の誰かを傷つけるのは本末転倒ですよね。
誰かを傷つけた罪悪感をなくしたいなら、今あなたの身近にいる人たちを幸せにするような行動を心がけてください。
環境を変えて考える時間を作らないようにする
強制的に罪悪感をなくしたいなら、忙しい状況を作り出して余計なことを考えないようにするのが一番です。
例えば、引越しをして環境を変えれば、それだけで考えることが増えて、過去のことで落ち込む時間が減ります。
仕事にプラスして、副業を始めるのも忙しくする方法のひとつです。
スポーツや筋トレを始めて、自分の体や精神を追い込むのもいいでしょう。
罪悪感があると、遊びや趣味に時間を使っても余計に落ち込んでしまいます。
しばらくは、自分がツラいとおもうような状況を意図的に作り出して、それをこなすことに専念してみてください。
時間が経てば、過去のことをネガティブに考える感情が薄れていきます。
しっかり反省したら割り切ることが大切
不倫をした側が言ってはいけないことですが、あなただけのせいで彼の家庭が壊れた訳ではありません。
あなたは、既婚男性に無理やり関係を迫った訳ではありませんよね。
不倫は、既婚男性の意思がなくては成立しません。
それには、少なからず彼の性格や彼の夫婦関係が影響しているのは明らかです。
あなたがどんなに好きでも、既婚男性が断ってくれれば、不倫は成立しなかったのですから、一方的に罪悪感を持つ必要はありません。
確かに、彼の家族を傷つけてしまったことに対しては、深く反省しなくてはいけません。
しかし、後悔したり長年引きずったりするのは違います。
もう、やってしまったことは変えられないので、どこかで割り切って今を充実させることに専念しなくてはいけません。
あなたがどれだけ後悔しても、彼の家族が元通りになる訳ではありません。
しっかり反省したら、今後は人の家庭を壊すような恋愛はせず、みんなが笑顔になれるような恋愛をすればいいのです。
どこかのタイミングで無理やりにでも割り切って、いつまでもウジウジと悩まないようにしましょう。
不倫の代償を理解し事前に2人で話し合うことも必要
不倫がバレて奥さんからの報復があったら、潔く受け入れるしかありません。
あまりにも理不尽な要求なら、専門家に相談して適正な範囲に戻すことも必要ですが、保身に走ったり自分のことばかり考えて行動したりすると、かえって事態は悪くなります。
やってしまったことには、しっかりと代償を支払い、その後は前向きに生活しましょう。
こうした代償を理解した上で、不倫相手と一度話し合ってみることもおすすめです。
バレたときには、どのように行動するかを話し合うと、相手がどんな価値観を持っているのか見えてくるはずですし、今後の見通しも立てやすくなります。
そうすれば、最悪の事態を防ぐことができるでしょう。
不倫のリスクをしっかりと理解し、万が一バレてしまったら代償をしっかり払うしかありません。
その後は、罪悪感を持ち続けるのではなく、前を向いて同じ過ちを繰り返さないことが大切です。