
不倫と浮気の違いを聞かれても、明確に応えられる人は少ないでしょう。
実際、不倫と浮気の違いは明確に定義されていないので、使う人のイメージやニュアンスの微妙な違いで使い分けされています。
ただ、いくつか大きな違いもありますし、不倫では許されないことも浮気ならOKということもあるので、両者の違いを知って今後の恋愛に活かしてみてください。
何となく違いを見るだけでなく、不倫で困る人を理由と共に挙げているので、不倫について冷静に考えたい人も、ぜひチェックしてみてください。
不倫と浮気の違いが分かってくると、安易に不倫を始めようという気になれなくなるので、冷静な状態のときに夫婦で確認するのもおすすめです。
不倫と浮気の決定的な違い
不倫は既婚者を対象にしている
不倫と浮気の大きな違いは、独身同士の恋愛か、既婚者が関わっているかで変わります。
浮気は、独身者でも既婚者でも関係なく使われる言葉です。
しかし不倫は、付き合っている2人のうち片方、もしくは両方が既婚者である場合に使います。
お互い独身で、他の人と関係を持っても不倫とは言いませんよね。
不倫は、法的にやってはいけない行為ですし、パートナーだけでなく周囲の人を何人も傷つけ、修羅場になることもあります。
これらのことを考えると、された方が傷つくのは同じですが、どちらかと言えば不倫の方が罪深く重い言葉であることが分かります。
不倫は肉体関係ありきの関係
法的な定義になりますが、不倫は肉体関係があるかないかで線引きされています。
愛情の有無より「肉体関係=不貞行為」があるかどうかで、不倫として扱われるかどうかが決まります。
しかしパートナーとしては、肉体関係がなくても他の人に心が移っていれば不倫だと思ってしまうはずです。
それどころか、一夜限りの関係なら「魔が差した、単なる浮気」と思えても、別の人に本気になっているパートナーの方が厄介で、不倫という言葉がしっくりきてしまうものです。
もちろん体の関係がなくても、パートナーに結婚生活に支障をきたすような関係の相手がいれば、それは不倫と見なされることもあります。
ただ法的な意味では、不倫は肉体関係ありきと定義されています。
不倫は相手に本気になることがある
言葉のニュアンスの違いではありますが、浮気から本気になる事は少ないイメージがありますが、不倫は相手に本気になるケースが少なくありません。
不倫相手に本気になって、勢いで離婚する人もいますし、不倫関係が長引いて不倫相手が妊娠して離婚になるケースもあります。
それ程、不倫は相手にハマってしまう人が多いということです。
このように、浮気は短期間で終了することが多いのですが、不倫は何年も継続して同じ人と関係が続くことが多いので、その点でも両者にはニュアンスの大きな違いがあります。
不倫はバレると慰謝料が発生する
独身同士が付き合っていて浮気をしても、慰謝料を請求されることはありませんが、不倫をすると、された側から慰謝料を請求されることがあります。
浮気でも、婚約中の場合や付き合いが長期間続いており、事実上婚姻があると認められるときは慰謝料の対象になることがありますが、一般的にただ付き合っているだけなら、別れるかパートナーに怒られて浮気は終了します。
一方で、不倫がバレると慰謝料請求の対象になる可能性があり、不倫をしていた既婚者も、その相手も慰謝料を払わなくてはいけないくなることがあります。
ダブル不倫の場合は、自分のパートナーと相手のパートナーの両方から慰謝料請求をされることもあるので「ただの浮気だよ」と、軽く流せない事態になることも十分あり得ます。
浮気は一時的な関係に用いられることが多い
浮気は文字通り「気持ちが浮つく」ことで、本気の恋愛でないときに用いられやすい傾向にあります。
本命のパートナーがいても、一夜限りの関係を持ってしまったときや、フラッと他の人に気持ちが移ってしまったときは、浮気という言葉がしっくりきますよね。
逆に、不倫と聞くと単なる気の迷いでは済まされないイメージがあります。
実際に、不倫は既婚者を対象にしているので、背負っている責任が違うことから、罪が重いと扱われてしまうことは当然でしょう。
結婚をしていても、飲み会のノリで好きでもない人と一夜を共にしたとなると、不倫より浮気と呼ぶ方が、言葉としては当てはまっている印象があります。
浮気は本命がハッキリしている
浮気は、本命がハッキリしているときに用いられることも多いです。
本命がちゃんといて、別れたり離婚したりする気が一切ない上で、パートナーとは別の人と関係を持つと、浮気というイメージが強くなります。
逆に不倫の場合は、不倫相手が本命になってしまうこともありますし、そもそも夫婦関係が破綻していてパートナーには愛情がないケースも少なくありません。
その場合は、不倫相手と本気で付き合っていることが多いので、浮気の範囲は越えていると判断されます。
不倫は浮気より罪が重くなる
不倫は、法的にも倫理的にも罪が重くなる傾向にあります。
不倫は「魔がさした」では許されないことが多く、パートナーの意思によりますが、それなりにペナルティを負わなくてはいけなくなります。
また、傷つける人や迷惑をかける人、巻き込む人も不倫の方が多いので、浮気よりも事態が大きくなります。
不倫をして離婚をした場合、パートナーや子供は生涯、傷を抱えて生活することもあるので、不倫はとても罪深いことだと認識しなくてはいけません。
浮気は範囲が広い
不倫は、多くの場合が肉体関係がある関係のことを言いますが、浮気は行為の範囲が広く、パートナーの考え方次第では、同じ車に2人きりで乗っていただけでも浮気とみなされることがあります。
浮気の定義はハッキリと線引きがないので、キスをしたら浮気という人もいれば、風俗なら浮気にならないという人など、人それぞれの定義があります。
もちろん、不倫にも個人の考え方が影響しますが、公的には不倫の範囲はかなり絞られているので、浮気ほど範囲が広くありません。
不倫をした時に困る人とその理由
不倫をされた配偶者
不倫をされたパートナーは、今後何年も引きずるような、大きな傷を負うことになります。
不倫をした方は、トラブルが起きても落ち着けば徐々に思い出になっていくものです。
しかし不倫をされた方は、パートナーの裏切りがトラウマになり、何年もフラッシュバックに悩まされる人や、人間不信になる人さえいます。
不倫から離婚になると、結婚や異性に対してマイナスのイメージを拭えなくなり、一生1人で生きる人も少なくないので、それを考えると不倫がどんなに罪深いことか分かりますよね。
1人の人の人生に大きな傷をつける可能性のある不倫は、どんな理由があってもやっていいものではありません。
もし、結婚生活に不満があれば、まずはパートナーと話し合うか、離婚をした上で他の人と付き合うという過程を選ぶ方がいいでしょう。
不倫をした人の子どもたち
不倫の一番の犠牲者は子供です。
不倫から離婚になれば、これまでの安心できる家庭から、不安定な1人親家庭になります。
離婚家庭は多くなりましたが、子供の傷が軽くなるわけではありません。
折に触れて、父親や母親がいないことに寂しさを感じることもあるでしょう。
再構築になったとしても、不倫によって母親や父親が不満やストレスを抱えて生活することになるので、子供は敏感にそれを察知します。
家庭が安心できない場所になると、子供は大きなストレスを抱えることになりますし、親の不倫を子供が知った場合、子供の将来にも悪影響が出ることがあります。
例えば、思春期の女の子が、父親の不倫を知ると、男性が汚い存在に思えて男性とのお付き合いや、結婚が上手くいかなくなることも考えられます。
子供の生涯に渡って傷を負わせてしまう不倫は、単なる出来心では許されない結末を迎えることもあるので注意が必要です。
不倫をした人の両親
不倫をすると、自分の両親だけでなくパートナーの両親や、不倫相手の両親を傷つけることもあります。
どんなに子供が成人していても、我が子が悪いことをすれば責任を感じてしまうのが親の心理です。
自分の子供が不倫をして、嫁や孫を傷つけたとなれば、平常心ではいられなくなります。
高齢になっているのに、子供の不祥事で頭を下げなくてはいけない両親は、相当なツラさを抱えることになりますし、子供の不倫の証拠を見せられるようなことがあれば、情けなさや悲しさでいっぱいになることでしょう。
不倫相手の両親も、子供が人の道に外れた恋愛をしていたことにガッカリしますし、相手の家族のことを思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになるはずです。
不倫は大人の関係とはいえ、周囲の人に迷惑をかけたら、頭を下げるのが親なので、不倫は親にも大きな負担をかけることになります。
不倫をした本人たち
不倫がバレて困るのは、不倫をしていた当事者たちも同じです。
不倫がパートナーにバレると、次のような代償を払わなくてはいけなくなる可能性があります。
- パートナーに離婚されて1人になる
- 離婚しなくても監視されギスギスした夫婦関係になる
- 子供たちを裏切ることになる、離れて暮らすことになる
- 不倫相手と会えなくなる
- 慰謝料を請求される
- 周囲の人から見放される、信用を失う
- 職場不倫なら仕事を失う
あくまでも、不倫がバレて起きることの代表的なことを挙げましたが、これ以外にも想像がつかない事態が待っていることもあります。
不倫は簡単に始められますが、バレた後に信頼を取り戻すのはとても難しいものです。
また、パートナーに愛情がなくても、慰謝料を請求されたり、不利な形で離婚になったりするので、金銭面や精神面で大きな打撃を受けることもあります。
離婚後、不倫をしていた当事者たちが再婚することもありますが、その場合も慰謝料や養育費の支払いが原因で、金銭面に関するケンカが多くなったり、元パートナーや子供、義両親との関係で悩みを抱えたりすることも多くなります。
不倫をした人の周囲の人たち
不倫はプライベートなことなので、周囲の人は関係ないと思いがちですが、職場不倫や仲間内での不倫になると、周囲に迷惑をかけることがあります。
例えば、職場不倫がバレて会社に迷惑をかければ、何らかの処分が下される可能性があります。
その場合、仕事のしわ寄せは周囲の人に及ぶので、それだけでも十分困らせることになります。
また職場内の不倫によって、働きにくくなることも考えられますし、親しい人たちは不倫に加担していたと誤解されることもあります。
稀なケースですが、不倫が周囲にバレることで「この職場は不倫をしている人が多い」「不倫OKの職場らしい」などと、根も葉もない噂を立てられることもあります。
他人の不倫で仕事が増えたり疑われたりするのは、とても迷惑な話しです。
不倫は、それほど多くの人に迷惑をかける行為であることは理解しておかなくてはいけません。
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浮気が許される場合の考え方
相手が何度も浮気を繰り返している
彼女や彼氏が何度も浮気をしていて、自分も愛想を尽かして浮気したとなると、多くの場合許されることが多いでしょう。
しかし、お互いが浮気をするような関係は、破綻しているのと同じなので、2人の関係が今後長く続くことは少ないでしょう。
パートナーの浮気の腹いせに浮気をする人もいますが、その場合も同じく健全な恋人や夫婦関係が継続できることはありません。
浮気は不倫より気軽にできますが、相手の信頼を失うという点では同じです。
どんなに許されても、相手と築いた信頼関係が壊れることは理解しておく必要があります。
パートナーに思いやりがない
パートナーの愛情が感じられないような生活を、何年も続けている場合は、少しの浮気ならしょうがないと思われることがあります。
そもそも、相手に愛情がない場合は、パートナーの浮気にも気付かないことが多いので、大きな問題にはならないでしょう。
他にも、夫婦のどちらかがセックスするのが嫌になり、相手に浮気してもいいと伝えているケースもあります。
例えば、奥さんがセックスを嫌いになり、旦那が風俗に行くのを黙認している夫婦も実際にいますし、風俗でなくても他で性の処理をすることに、何も言わない夫婦もいます。
このような場合は、浮気をしても許されることが多いでしょう。
予め浮気をするとパートナーに伝えている
何らかの理由で、パートナーに浮気の承諾を得て、堂々と浮気をしている人たちもいます。
分かりやすい例では、世間的に離婚はできないけど、夫婦共に相手への愛情はなく、お互い異性関係は好きなようにするという話し合いができていて、どちらも浮気をしている夫婦も実際に存在します。
夫婦間のことなので、お互いがそれでいいと納得していれば、浮気は許されてしまいます。
浮気した後にパートナーへの接し方がよくなった
浮気をして相手を怒らせても、その後のフォローがしっかりしていれば、許してしまう人は少なくありません。
実際に、マンネリになっていた恋人が、浮気をしたりされたりしたことで、お互い愛情を再確認できるということも、よくあります。
1人の異性とだけ向き合っていると、その人の良い所や好きな所が分からなくなることがあります。
そんな状況で他の異性と接してみると、改めてパートナーの良さが分かることや、別れを意識したことで離したくないという心理になり、パートナーへの愛情が深まることもあります。
不倫では難しいのですが、浮気の場合は結果オーライになれば許されることが多々あります。
誰がみても浮気された方に非があると思える
どんなに真面目で理性のある人でも、パートナーに不当な扱いを受け続けていると、つい魔が差すことがあります。
例えば、奥さんが家事も仕事も一切せず文句ばかり言ってくる、モラハラの夫の暴言に常に悩まされている、パートナーがまったく家に帰ってこない、などのケースでは浮気をしてもしょうがないと判断されることがあります。
本来は、夫婦間で不満があるなら浮気をする前に、それを解消するのが先です。
しかし、夫婦間の問題は根深くなっていることも多いですし、片方が離婚したいと言っても、片方が承諾しなければ簡単に離婚はできません。
また、子供がいる場合も離婚に躊躇する人が多いので、夫婦の問題を先送りにしているうちに、他の人の優しさに甘えてしまったということは起きうることです。
嫌いになれなければ浮気されても許すしかない
どんな浮気であれ、浮気をされた方が別れたくないと思えば、許すしか選択肢はありません。
どんなに傷ついたとしても、相手のことをそれでも好きなら、許して何もなかったように付き合いは復活します。
浮気に対する価値観が個人で違うので、本人たちが良ければ浮気も許されてしまいます。
不倫や浮気がバレた時に使いがちな言い訳
構ってくれなかったから
不倫や浮気をした人の多くが、言い訳として「あなたが構ってくれなかったから」「全然大切にしてくれなくて寂しかったから」と言います。
不倫や浮気をすると、まずは自分のしたことを正当化したいという心理になります。
他の人と関係を持ったことを正当化するには、相手に非がなくてはいけないので、苦し紛れに「構ってくれなかった」ことを、不倫の言い訳にする人が多いのです。
もちろん、この言い訳が不倫や浮気を正当化できる理由にはなりません。
仮に、構ってほしいことを何度も相手に伝えているのに無視されたり、何度も話し合っているのに一向に改善が見られなかったりした場合は別です。
しかし、多くの場合はただ不倫を正当化したいだけで、本当に構ってくれなかったことを不満に思っていたわけではないので、ただの中身のない言い訳になってしまいます。
本当に愛されているか不安だった
「本当に愛されているか不安だった」「あなたからの愛情を感じられなかった」という言い訳も、不倫や浮気をした人が良く使うテンプレのセリフです。
前項と同様に、不倫や浮気をしてバレた人は、最初に自分を正当化することから入るので、愛情が無くて寂しいという理由を出して、不倫を正当化しようとします。
しかし、本当にパートナーからの愛情を欲している人は、不倫や浮気という行為には走りません。
なぜなら、不倫や浮気がバレたら、パートナーから嫌われたり振られたりする危険があるからです。
そのリスクを理解していれば、愛情を欲している相手を無視して、他の人と関係を持つことはありません。
相手から誘われて、つい…
不倫や浮気を相手のせいにするのも、言い訳にはよくあるセリフです。
本当に不倫相手から誘われたとしても、パートナーへの言い訳を他人のせいにするのは、卑怯な方法です。
ただ、それだけ相手に愛情がないことも分かるので、再構築したいと思っている人には安心できる言い訳かもしれません。
不倫相手に本気になっていると、相手に迷惑をかけるようなことはしません。
しかし、不倫や浮気を不倫相手のせいにするのは、どうしてもパートナーと別れたくないからです。
この場合は、不倫をされた側は納得いかないかもしれませんが、ほんの浮気心だったと判断してもいいでしょう。
とにかく泣くか黙り込む
女性が不倫したときに多いのですが、不倫がバレて夫婦の話し合いになったとき、何も言わずただ泣くだけの女性がいます。
これでは、不倫をされた方は何も聞けなくなりますし、話し合いも長引いてしまいます。
女性の中には、本当に不倫をしたことが申し訳なくて泣く人もいますが、その場を乗り切りたいがために、黙って泣き続ける人もいます。
不倫された方は、泣いているからと不倫の事実を曖昧にせず、徹底して追求しなくてはいけません。
他にも、男性に多いのですが、ダンマリを決め込んで、怒っているパートナーをやる過ごそうとする人もいます。
これも、泣くこと同様、不倫をされた方には迷惑な話しです。
話し合いができなければ、いつまでも許すか離婚するかの決断ができないので、長期間モヤモヤした状態で過ごさなくてはいけなくなります。
泣くのも黙るのも稚拙な方法なので、不倫をした側になったら、しっかり謝り説明責任を果たさなくてはいけません。
酔ってて何も覚えてないないんだよ
不倫をお酒のせいにする人も多いのですが、本当に記憶をなくして異性とホテルに行くことは、ほぼ考えられません。
不倫相手に対しても、何も覚えていない振りをする人は多いのですが、お互いそれを分かっていて関係を持つのも、不倫をするときの面白さであり暗黙のルールでもあります。
不倫をされた方は、酔っていようが不倫をした証拠があれば、許されることではありません。
しかし実際には、相手への気持ちや、それまでの夫婦関係にもよりますが、酔って過ちを犯したのであれば、1度目は許されることが多いようです。
しかし、2度目になると「酔っていた」という言い訳は通用しなくなります。
癒しが欲しかった
癒しが欲しかったという言い訳も、既婚者には多く見られる不倫の言い訳です。
癒しが欲しいということは、裏を返すと家庭がストレスになっていたということなので、言われた方は納得がいかないはずです。
実際に、パートナーに文句ばかり言っていたり、モラハラやDVがあったりしたら別ですが、普通の家庭生活を営んでいた場合は、癒しを外に求める必要はありません。
この言い訳に似ているものでは「ストレスが溜まってた」「疲れてたんだよ」などと言うものがあります。
本当に好きなのはあなただから
不倫や浮気をして許してもらおうと思ったら、自分がどれだけ愛情を持っているかをパートナーに伝えようとします。
しかし、不倫をされた方からすると「じゃあどうして不倫なんかしたの!」と声を荒げたくなってしまいますよね。
ただ、不倫をした側が別れたくないと思っていたら、相手に愛情を伝えるしか方法がないので、しょうがない言い訳なのかもしれません。
もし、自分が不倫した側だったら、この言い訳を使うときは気を付けなくてはいけません。
相手が本気で怒っているときに使うと「じゃあ、これからどんなに愛されてても不倫されるってことね」と上げ足を取られてしまう可能性があります。
本当に許してもらおうと思うなら、言い訳をせずとにかく謝り続けるのが最善の方法です。
仕事の関係で会っていただけ
仕事を不倫や浮気の言い訳にする人も多いのですが、仕事関係の人が男性なら、深夜まで一緒に飲みに行ったりドライブに行ったりはしないはずです。
下心があったのか、もしくはもう一線を越えているかのどちらかしかないので、言い訳としてはかなり弱いものになります。
特に男性の場合は、仕事を言い訳に使う人が多いのですが、女性も今や男性と同じように責任ある仕事をしている人が大半なので、仕事の範囲を逸脱しているかどうかの見分けは付きます。
不倫相手に会う言い訳にも、仕事を使う人は多いのですが、仕事と言えば何でもOKになるものではありません。
たった1回だけなんだ
不倫や浮気をしている人の中には、間違いを犯したのは1回だけだったと言い訳する人がいますが、された方の気持ちとしては、不倫に回数は関係ありません。
しかし、心情的にも1回だけならと許してしまうことも多いですし、法的にも1度の過ちでは多額の慰謝料を請求することは難しいでしょう。
悪質なのは、長期間に渡る不倫や、バレた後にも継続して会っている不倫です。
この場合は、慰謝料請求に悪質性が大きく影響してくるので、その点でも不倫をした数が少なければ言い訳にするのは有効なのかもしれません。
相談されてただけだよ
不倫をしているカップルは、頻繁に「相談」という言葉を使って言い訳をします。
確かに、不倫が始まる多くのきっかけが、相手に相談したり異性から相談されたりしているうちに、不倫関係になったというものなので、嘘ではないのでしょう。
しかし、何日にも渡って長時間相談するのは変な話しですし、ラブホテルで相談をする男女も普通いません
言い訳としてはとても苦しいものですが、男女が一緒に居たことを正当化するには「相談」というキーワードが使いやすいのでしょう。
俺を男として見てくれなかっただろう
結婚生活が長くなると、お互いを異性として意識しなくなるのは当然です。
「男として見てくれなかった」「男として立ててくれたことがない」などは、不倫の言い訳にはなりません。
女性が不倫した場合でも「だって、女として見てくれなかったじゃない」と言い訳する人も多いのですが、結局は責任転嫁をしたいだけなので、納得させられる言い訳にはなりません。
パートナーに不満があれば、不倫をする前に解決しようとするのが普通です。
不倫をしたあとに、その言い訳としてダメ出しをしても、相手を納得させることはできません。
不倫を疑うなんて信用していない証拠だ
明らかに不倫や浮気の証拠が揃っているのに、絶対に認めないという切り抜け方をする人もたくさんいます。
俗にいう逆切れをして相手にマウントをとり、自分のペースで話を進めようとしたい心理からくる言い訳ですが、証拠が揃っていたり証人がいたりすると、ただの虚勢でしかありません。
このタイプの言い訳をする人は、証拠が揃っても謝ることはないので、不倫で身を亡ぼすタイプであることは間違いありません。
離婚をする意思がなくてもプライドが邪魔して謝れず、結局は孤独になってしまいます。
自分が悪いことをしたり相手を傷つけたりしたら、誠心誠意謝るのが本当の強さです。
じゃあ離婚だ
プライドが高く、他人から責められるのが嫌いな人は、不倫がバレても謝らず「離婚だ」と脅すようなことを言ってきます。
また、不倫相手と一緒になりたいと考えている人も、パートナーにバレたのをきっかけに「離婚だ」と言って家を出てしまうこともあります。
結婚制度では、不倫をして有責になった人は、自分から離婚できない仕組みになっています。
不倫をされた方に、今後どうするかの決定権があるので、不倫をした側がどんなに「離婚」と騒いでも、勝手に離婚はできません。
人を傷つけても謝らず、言い訳すらも言わずに離婚を口にして脅すような人は、今後関係を修復するのは不可能でしょう。
体だけの関係だから
これは男性の言い訳としては通用することもあるかもしれませんが、受け入れる側の女性の言い訳としては、許されないことの方が圧倒的に多いでしょう。
不倫がバレて話し合いになったら、正直に「セックスしたかっただけ」「体だけの関係だった」と言われた方が、スッキリするという女性もいます。
許すかどうかは別ですが、女性は不倫相手に気持ちを持っていかれることの方がストレスなので、割り切った付き合いをしていたと分かると、どこか安心するケースも少なくありません。
しかし、他の女性と関係を持ったことで、相手に嫌悪感を持つようになり、セックスレスになったり、結局離婚になったりすることもあるので、許されたからといって安心はできません。
不倫や浮気の違いを知ることで交際関係に起こる変化
結婚したら一線をおいて異性と付き合うようになる
不倫と浮気の違いを知ると、不倫がどれだけ罪深いことか分かります。
身近な人を傷つけ、周囲の人からの信用を失う不倫は、冷静に考えれば誰も得をしない関係でしかないことが分かっているので、わざわざそれに手を出すこともないでしょう。
ある芸能人が、次のようなことを言っていました。
「不倫で慰謝料を払うことになったら、セックス1回につき何十万とか何百万だよ?そんな価値のあるセックスってある?」
この言葉はまさに本質で、高い慰謝料を払って家族や信頼を失うほどのセックスとは、どれほどの価値があるのか考えると、不倫をしたい気持ちも失せてしまうものです。
逆に、慰謝料を払ってでも一緒になりたい異性ができたら、関係を持つ前に家庭を清算する方が賢明です。
不倫相手と上手くいかなくなり、後悔することもあるかもしれませんが、不倫ですべてをうしなうより、まだマシだと思えるのではないでしょうか?
不満があれば話し合うようになる
不倫のリスクが分かると、パートナーに不満があれば、安易に外で発散するのではなく、話し合いで早めに解決しようとするはずです。
悪い結果になっても、早めに白黒つけることができるので、不倫に走ることはなくなります。
具体的には、セックスレスでツラい、すれ違いの生活が寂しい、会話がなくて結婚の意味が見いだせない、など思っていることはどんどんパートナーに伝えましょう。
一緒に生活をしていると「私が我慢すればいい」「文句を言うのは面倒だから言わないでおこう」と問題にフタをしてしまいがちです。
しかし、不満をパートナーと話し合わずに、ストレスが溜まった状態で判断力が鈍り、不倫に走ってしまえば有責になるのは自分です。
どんな言い訳をしても、不倫や浮気をした方が「悪」とされてしまうので、夫婦間の問題は先送りせず、しっかり話し合いをしましょう。
誤解されるようなことを避けるようになる
不倫や浮気を疑われると、パートナーを不安にさせたりを傷つけたりします。
それが理解できると、疑われるようなことも自然とできなくなってしまうものです。
例えば、飲み会のときに2人っきりになる、車で異性を送る、異性とLINEで下ネタのやり取りをするなど、バレれば相手に不倫を疑われてしまうことはしないようになります。
さらに、不倫が始まるようなシチュエーションも避けられるようになるので、恋人や夫婦間の異性トラブルが激減します。
パートナーの不倫が心配なら、不倫をするとどんな代償が待っているのか、自然なタイミングで伝えておくといいでしょう。
安易に結婚しなくなる
不倫と浮気を比べると、罪の重さも代償も桁違いであることが分かります。
そうなると、相手への愛情が確かでなければ安易に結婚できなくなる人もいるでしょう。
結婚してしまうと、一夜限りの関係でも不倫になることがあります。
もちろん、その場合は継続して関係を続けている不倫とは違い、慰謝料の額やペナルティの重さも軽くなりますが、責任をとらなくてはいけないことに変わりありません。
しかし、結婚していなければ、単なる浮気で終わるので大きな代償を払う必要もありません。
このような考え方が正しいとは言えませんが、中途半端な気持ちで結婚し、不倫をしてパートナーや子供を傷つける心配があれば、結婚前にしっかり考えて判断した方がいいでしょう。
パートナーを大切にするようになる
不倫や浮気のことが分かってくると、他人事ではないと思えてくるものです。
コミュニケーション不足、思いやりの減少、忙しさからくる疲れなど、誰もがやってしまう行動が原因で、パートナーが浮気や不倫に走ることがあるのです。
そう思うと、相手をないがしろにせず、大切にしようという意識が高くなる人もいるので、お互いが相手の愛情に安心しきって、扱いが雑にならないよう注意できるようになります。
不倫は浮気より罪が重く後悔しやすい
不倫と浮気の違いを見ていくと、圧倒的に不倫の方が罪深いことが分かってきます。
既婚者という立場上、パートナー以外の異性と関係を持つことは、法律に違反することでもありますし、多くの人を傷つけ人生を狂わせることもあります。
特に、パートナーや子供たちは、一生傷を負って生きていかなくてはいけないケースもあるので、単なる気の迷いでは許されません。
また、不倫をした人は浮気をした人に比べて後悔することが多く、離婚になった後に「どうして不倫なんてしたんだろう」「あんな人をどうして本気で好きだと思ったんだろう」と考える人も少なくありません。
不倫は、安定した家族がいてこそ、スリルや背徳感で燃え上がるものなので、純粋な恋愛感情ではないことも多いのです。
誰も幸せになることのない不倫をしなくていいよう、不倫についてもしっかり理解しておくことをおすすめします。